給湯器本体の値段と工事費用
給湯器を設置する場合は、給湯器本体(リモコンや配管カバーも含む)と、取付けるための工事費(処分費や運搬費も含む)が必要になります。
このページでは、給湯器本体と工事費の値段を分けて、総額でいくらくらいになるのかについて、弊社の施工事例を元に説明していきます。
オートタイプとフルオートタイプの違い
ガス給湯器は、大きく分けて「オートタイプ」と「フルオートタイプ」があります。この2つのタイプの違いは、浴槽内の”お湯の自動足し湯”があるかないかです。
お湯の自動足し湯とは、設定の水位まで自動でお湯はりを行い、入浴中にお湯が設定水位よりも少なくなってしまった場合に、自動でお湯はりを行う機能です。
この給湯器本体の金額を比べてみましょう。
・オート壁掛け給湯器24号(インターホンリモコン付き):定価381,000円
・フルオート壁掛け給湯器24号(インターホンリモコン付き):定価426,000円
フルオートの方が少し高く、差額は約45,000円ほどです。これから約10年使用するものですから、自動が良いか?手動で十分なのか?をじっくり検討していきましょう。
この金額はあくまでも定価です。実際に取り付ける場合は、割引がある場合が多いです。実際の総額は、「給湯器交換(総額)の費用の目安」のところで、弊社の施工事例を元に説明します。
工事費の目安
工事費の相場は約4万円から6万円ほどです。基本工事費の内訳には、下記が含まれています。
・今の給湯器とリモコンの撤去
・新しい給湯器とリモコンの接続・取付け
・運搬費
・処分費
ただし、戸建てで2階の壁に給湯器が設置してある場合、または、マンション・アパートの給湯器の交換工事ではこの限りではありません。
給湯器交換(総額)の費用の目安
戸建ての場合
実際に工事したお客様の例です。給湯器交換工事の内訳は下記になりました。
・ガス給湯器本体・リモコン・配管カバー
・工事費(取付け・処分費・運搬費)
合計:180,000円(税別)
※今の給湯器や、これから設置する給湯器の性能・仕様によって金額は異なります
マンションの場合
実際に工事したお客様の例です。給湯器交換工事の内訳は下記になりました。
・ガス給湯器本体(マンション専用タイプ)・リモコン・配管カバー
・工事費(取付け・処分費・運搬費)
合計:170,000円(税別)
※今の給湯器や、これから設置する給湯器の性能・仕様によって金額は異なります
給湯器を選ぶときの注意点
給湯器を選ぶ際に注意が必要なのが、追い炊き機能の有無です。最近の多くの給湯器の機能の中に「追い炊き機能」というものがついています。
追い炊き機能は、浴槽にはったお湯を再利用して沸かしなおすというものです。そのため、浴槽に追い炊き配管と呼ばれる加工が必要です。
最近では、一般的になっていますが、実はリフォームをご検討の方の約2割の浴槽には、この追い炊き加工がされていません。そのため、浴槽内にこの追い炊きをする加工(浴槽の側面に穴が開いている)が無いものに関しては、追い炊き機能のない商品を選ばなくてはいけません。
もし、バスルームを一新するご検討がある場合にはバスリフォームと同時に給湯器を交換することをオススメします。
給湯器の交換を依頼する場合、どのような業者オススメか?
今の時代、給湯器の交換工事はネットで簡単に見積や工事の依頼できます。金額競争も激しくなり、お客様は商品と工事費の総額の安さを求めています。
ただし、安さだけを求めていると、何かあったときに、すぐに業者が見に来てくれない…というようなトラブルにあう可能性も高くなります。
金額で比較するだけではなく、何かあったときにすぐに見に来てくれる業者なのか?など対応を比較することをオススメします。
まとめ
給湯器が故障してお湯が出なくなると、家族みんなが不便になり、心配になるものです。給湯器が壊れる前に、新しいものに交換できることが一番ですが、故障してしまった場合には、まずはあせらずに、お気軽に弊社までお問い合わせください。