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前述のとおりタカラスタンダードが提供している商品の一つであり、金属の表面にガラス質のコーティングが施されたホーローを使用したキッチンパネルです。
内部が金属製であり、表面はガラスでコーティングされているので、汚れが内部まで浸透することがありません。
また、表面が滑らかなので、しつこい油汚れも水拭きによって綺麗に落とすことができ、傷や熱にも強いので、安心してキッチンに採用することができます。
金属を使っているので磁石をくっつけることができ、マグネット式のラックなどの設置も可能で、ご自身で使いやすい位置に移動させて使用できるのも魅力的です。

キッチンパネルは、ホーロー以外の素材を使ったタイプが存在します。
ここで、他の素材を使ったキッチンパネルの特徴からホーローパネルとの違いを紹介します。

ステンレスやアルミなどの金属を使ったキッチンパネルです。
金属の種類によって特徴やメリット・デメリットが異なりますが、耐火性が高く、メンテナンスに優れている点が共通するメリットです。
反対に共通するデメリットは、傷つきやすく、傷の影響で錆びてしまう可能性があり、美観を維持しにくいことです。
そのため、傷に強く長期的に美観を維持したいのであれば、ホーローパネルのほうが適していると言えるでしょう。
素材別の主な特徴は以下の通りです。

【ステンレス】

ステンレスは耐食性に優れているので、比較的錆びにくく、長期的に使うことができます。
耐火性も十分あるので、コンロ周りに採用しても問題ありません。
また、清掃性の面においては、中性洗剤を使って汚れを落とせるので、メンテナンスもしやすいキッチンパネルです。
スタイリッシュな雰囲気がありますが、使用する範囲によっては無機質が強くなってしまう可能性があるでしょう。

【アルミ】
アルミはステンレスと同じく耐火性に優れています。
製品によっては傷に強いものもあるので、そのような製品を選べば長期にわたって美観を保てます。
見た目はステンレスと似ていますが、光を反射する点が大きな違いで、照明の光を反射することで、キッチンを明るく見せてくれます。
ただし、位置によっては窓からの直射日光が反射し、眩しく感じてしまうこともあるでしょう。

不燃化粧板とは、メラミン樹脂で作られているキッチンパネルです。
不燃素材となっているので、コンロ周りでも安心して使えます。
比較的安価でありながら、耐久性と耐水性に優れているので、丈夫でお手入れがしやすいメリットがあります。
また、不燃化粧板はデザインが豊富であることも魅力です。
木目調や石目調など質感やカラーバリエーションが多いので、安価でデザイン性の高いキッチンにしたい場合に適しています。
ホーローパネルもデザインやカラーバリエーションが豊富ですが、機能性に優れている分、価格は不燃化粧板と比べると費用がかかってしまいます。
そのため、予算に余裕があり、機能性も重視したい時はホーローパネル、予算を安価に抑えてデザイン性の高いキッチンパネルにしたい時は不燃化粧板を検討すると良いでしょう。

タカラスタンダードのホーローパネルをキッチンに採用する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか？
ここでホーローパネルを採用する際のメリットを紹介します。

ホーローパネルの強みと言えば、優れた耐久性と耐火性を持つことです。
例えば、調理器具などが軽く当たった程度で傷付くことはなく、熱にも強いのでコンロからの熱が伝わっても変色や変形することもありません。
丈夫で長持ちするキッチンパネルを採用したい時にオススメです。

お手入れのしやすさもホーローパネルのメリットです。
通常の金属パネルとは異なり表面をガラス質でコーティングしているので、汚れや水垢は内部に浸透しにくくなっています。
調理による油や水などが付着しても、水拭きや中性洗剤を使ってサッと簡単に汚れを落とすことが可能です。
忙しくて毎日入念にお手入れできない人もお手入れしやすいホーローパネルであれば、常に清潔な状態を保てます。
なお、タカラスタンダードのホーローパネルは水性・油性のマジックペンで壁にメモやメッセージなどを書いても、拭き掃除で綺麗にできます。
ただし、長時間放置すると拭き取りに時間がかかるため、その場合はメラミンスポンジを使うようにしましょう。

内部に金属を使っているので、マグネットを使用できます。
レシピやメモ書きを貼り付けたり、マグネット式のラックなどを設置したりすることが可能です。
マグネット式の収納であれば壁に穴をあけて収納を取り付ける必要がなく、いつでも自由にレイアウトすることができます。
調味料やキッチンツール、調理器具などを自由にレイアウトできるので、自分好みの使いやすいキッチンを作り上げることができるでしょう。

ホーローパネルはデザインやカラーバリエーションが豊富とはいえ、タイルと比べてデザインが限られると言われています。
しかし、タカラスタンダードのホーローパネルは、デザインやカラーバリエーションが比較的豊富なので、見た目にこだわることができます。
例えば、大理石風や石目調、コンクリート風、木目調などデザイン性の高いホーローパネルを選ぶことが可能です。
また、ムーミンデザインの可愛らしいホーローパネルもあります。

どのような製品にもメリットだけではなく、デメリットがあることも理解しておく必要があります。
ここで、タカラスタンダードのホーローパネルのデメリットを紹介しましょう。

ホーローパネルは他の素材のキッチンパネルと比べて価格が高めです。
ステンレス・アルミ・不燃化粧板の費用相場は以下のとおりです。

・ステンレス：1万3,000円～/㎡
・アルミ：1万円～/㎡
・不燃化粧板：1万円～/㎡

タカラスタンダードのホーローパネルは、品番・サイズ・色柄によって単価は異なりますが、8,000～2万1,300円/㎡（税抜）となっています。
他の素材と比べると本体価格は高くなる可能性があります。
ホーローパネルの採用を検討する際は、予算とのバランスにも考慮して判断しましょう。

ホーローパネルは丈夫ですが、強い衝撃などによって表面のガラス層が欠けてしまう可能性があります。
ガラス層が欠けた部分は金属が露出してしまうため、油汚れや水が浸透し、カビが発生してしまう可能性があるでしょう。
丈夫なキッチンパネルであるとは言え、丁寧に扱うことが求められます。
万が一に破損した時は放置せずに、すぐに修理を依頼することも大切です。

ホーローパネルは、耐久性やお手入れのしやすさが魅力なので、長期にわたって美しいキッチンパネルを保つことができます。
お手入れの手間をかけたくない人には特にオススメです。
また、タカラスタンダードのホーローパネルは、様々な質感・デザイン・カラーバリエーションが豊富なので、見た目にもこだわることができます。
おしゃれで使い勝手のいいキッチンパネルを選びたい時は、タカラスタンダードのホーローパネルを検討してみてはいかがでしょうか。

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また、キッチンリフォームでもタカラスタンダードの商品は、耐久性やデザイン性の高さから非常に人気となっております。
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