二世帯住宅リフォームの費用相場は?業者の選び方や後悔を防ぐコツをご紹介
豊田 芹華
親世帯と子世帯が同じ建物で暮らすことを前提に建築された住宅を二世帯住宅と言います。
二世帯住宅には、リビングや水回りなど一部分のみを共有する間取りの部分共有型と、生活空間を完全に切り離して共有部分を作らない完全分離型の2種類があります。
二世帯住宅にする場合、新築のお家を建てる以外にもリフォームをする方法というがあります。
親が住んでいた住宅を二世帯住宅にリフォームすれば、建て替えと比較してもコストを抑えられるだけではなく、工期も短いため早い段階で住むことができます。
今回は、そんな二世帯住宅へのリフォームにかかる費用相場をはじめ、活用できる補助金制度や業者の選び方、リフォームを失敗しないためのコツを紹介していきます。
二世帯住宅のリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.二世帯住宅のリフォームにかかる費用相場
二世帯住宅のリフォームを検討した時、最も気になることと言えば費用です。
どの程度の費用が発生するのか把握できれば、計画を立てやすくなるはずです。
建て替えとの費用比較と併せてぜひ参考までご覧ください!
【費用相場は1,000万円~】
二世帯住宅にリフォームする場合の相場は1,000万円~と言われています。
新築住宅を建てるとなればさらに多くの費用が発生しますが、リフォームとなれば土地もあるため土地代もかからず建物のリフォーム分のみ発生するため費用を抑えられます。
部分共有型でのリフォームであれば、1,000万円よりも低い価格でのリフォームを実現できる可能性があります。
【建て替えとリフォームの相場を比較】
建て替えとリフォームの相場は以下の通りです。
工事の期間も併せてご紹介します。
・建て替え
費用相場:2,000万円~
工事期間:半年~1年ほど
・リフォーム
費用相場:1,000万円~
工事期間:1ヶ月~4ヶ月
建て替えとなれば、既存の建築物を全て取り除いて新しい建物を建築するため、費用が高くなりがちです。
しかし、リフォームとなれば必要箇所のみリフォームをして新しくできるため、費用の削減が可能です。
補強工事もできるため、リフォームといっても建物の安全性を高めることも可能です。
2.二世帯住宅のリフォームで使える補助金制度はある?
二世帯住宅にリフォームする場合、少しでも費用を抑えたいのであれば補助金制度の活用がオススメです。
資金の一部を給付する制度なので、受け取った金額を返済する必要がありません。
しかし、活用するためには条件もあるので、全ての方が利用できるとは限りません。
ここでは、二世帯住宅のリフォームに活用できる補助金の特徴や条件などを解説させていただきます。
【長期優良住宅化リフォーム推進事業】
適切なメンテナンスによって長寿命化に資する有料な取り組みを支援するための制度です。
・延床面積の過半が住宅である
・1階部分の床面積が40㎡以上かつ延べ面積が55㎡である
・補助対象となる工事を行うこと
・構造躯体等の劣化対策、耐震性、省エネルギー対策などの基準を満たしていること
・工事を行う前にインスペクションを実施する
・リフォーム履歴と維持保税計画を作成する
上記が主な条件となり、当てはまらなければ申請できません。
また、二世帯住宅の場合は、リフォーム工事後に水回りや玄関のうち、いずれか2つ以上が複数箇所ある住宅で、住戸内で行き来できることが要件にプラスされています。
申請手続きは登録事業者が実施するため、一般消費者は手続きできませんので、活用したい場合は事業者にあらかじめ相談しましょう。
【地域型住宅グリーン化事業】
国が認定している地元にある工務店で長期優良住宅や低炭素住宅、省エネルギー住宅などを建てる際に適用される制度が地域別住宅グリーン化事業です。
以下が主な条件となります。
・長期優良住宅やゼロ・エネルギー住宅、低酸素住宅であること
・国土交通省で定めた中小工務店で建築すること
・主要構造部が木造であること
・主要構造部に使う木材が、グループが定めている地域材を積極的に使用していること
【各自治体の補助金】
住んでいる自治体によっても二世帯住宅のリフォームに活用できる補助金制度が設けられています。
一部をご紹介していきましょう。
・2世帯住宅リフォーム補助金(神奈川県横須賀市)
横須賀市内に一戸建て住宅を所有し、居住している親世帯、もしくが市外から転入予定のこども世帯、転入した子ども家族が市外に住所があり、新整備後に親世帯の居住している住宅に転入、もしくは近居を目的にして中古戸建てを購入して住民登録をすること、といった様々な要件があります。
リフォーム費用の1/2、最大で30万円を補助する仕組みです。
・住宅等の低炭素化促進補助(愛知県名古屋市)
太陽光発電やZEH、家庭用燃料電池システムなどを導入する際の費用を補助してくれる制度です。
1軒あたり10万円の補助を受けられます。
・住宅リフォーム補助金(大阪府摂津市)
摂津市内において、新しく同居や近居するために既存住宅のリフォーム工事を実施した世帯を対象に費用の一部を助成してくれるのが住宅リフォーム補助金です。
知フォームに要した1/2まで(上限25万円)を補助する仕組みです。
用件があるので、あらかじめ当てはまっているのか確認しておきましょう。
このように補助金制度は複数あります。
ただ、予算が決められている、申請には条件がいるといったデメリットもあるため、受付可能なのか調査しておくことが肝心です。
各公式ホームページをチェックして確認してみてください。
3.二世帯住宅のリフォームを実施する際の業者の選び方
二世帯住宅のリフォームで後悔を招かないためにも業者選びは重要です。
ここからは、業者選定でチェックすべきポイントを紹介させていただきます。
・二世帯住宅のリフォーム実績が多い業者
リフォーム業者は世の中にたくさんありますが、その中でも二世帯住宅の実績が多い業者を選ぶことが大切です。
二世帯住宅と通常の住宅と比較をすれば、起こりがちなトラブルや必要となる機材や設備にも違いがあるため、二世帯住宅に関する深い知識が求められます。
補助金を活用する際にも、二世帯住宅に関連する知識を持っていれば、最適な制度を勧めてくれるはずです。
長期優良住宅化リフォーム推進事業のように事業者が申請する制度も中にはあるため、精度に関する知識が豊富である点にも注目しなければいけません。
安心して任せるためにも、施工実績や施工棟数などをあらかじめチェックしましょう。
・自宅の近くにある業者を選択する
二世帯住宅のリフォームを行う際には、自宅近くにある業者を選択することも、後悔しないためのポイントです。
近くに業者がいれば、工事をし終わった後にも気軽に相談ができるため不安をすぐに解消できます。
困った時にはすぐに駆け付けて点検や補修をしてもらえるので、施工後も安心することができます。
・提案力がある
理想を実現できるようなプランを提出してくれる提案力もチェックしましょう。
要望を聞き入れてくれる、業者の意見を押し付けない、デメリットも説明してくれる、ローコストになる提案もしてくれる、分かりやすく説明してくれる、といった業者であれば信頼性もアップするはずです。
リフォームをする際にはヒアリングを実施しますが、予算やデザインなど、各家庭によって希望する内容は異なるので、いかに理想を実現化できるかがポイントになります。
その際に様々な提案をしてくれる業者は非常に役立つはずです。
ミヤケンでは、お客様のご要望を叶えるために、スタッフが全力でご対応させていただきます!
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※営業時間は9:00~18:00です。
・見積もりは複数から取得する
二世帯住宅にリフォームする場合、複数のリフォーム会社に見積もりを取ることも重要なポイントです。
リフォーム費用は業者によって異なるため、1箇所の業者にしか見積もりを取らなければ、その費用が高いのか安いのかを判断できません。
必ず複数から見積もりをもらい、どの業者が予算内に工事ができるかチェックしてみてください。
その際、一括見積りサイトを使用すると一気に複数の業者から見積もりを取れるのでぜひ活用してみてください。
・担当者との相性をチェックする
担当者の相性はリフォーム業者を選択する際に重要となります。
話がかみ合わない、質問の答えが分かりにくい、質問をしにくい、相談しにくいといった業者とは、気持ちの良いコミュニケーションが取れないはずです。
リフォームでは、打ち合わせも多く開催するので、担当者との相性が良くなければ後悔を招く可能性があります。
気持ち良くコミュニケーションが取れるスタッフが在籍しているお店選びを行いましょう。
・アフターサービスの充実性をチェックする
各業者によって、保証やアフターケアを実施しています。
工事中の事故やリフォーム後の欠陥など、保証がなければ自分自身で対処しなければいけません。
しかし、アフターサービスが充実している会社であれば、すぐに対処してくれます。
アフターサービスの有無やその内容を細かくチェックして、きめ細やかなサービスを実施してくれる業者を選ぶようにしましょう。
・口コミをチェックする
業者選びでは口コミを参考にするのもオススメです。
ホームページを見ただけではわからない情報もゲットできます。
口コミはネットにある口コミサイトを確認するほか、SNSを活用して探すこともできます。
「業者名 口コミ」などとネットで検索をするだけで複数の口コミをチェックできるので業者選びに活用してみてください。
ミヤケンリフォーム館のGoogleクチコミは420件以上と、たくさんのお喜びの声をいただいておりますので、ぜひご覧ください!
4.二世帯住宅リフォームを後悔しないためのコツ
この章では、二世帯住宅を建ててから後悔しないためにも、失敗しないためのコツを紹介します。
・それぞれの生活スタイルを共有する
二世帯住宅へのリフォームを検討しているなら、まずはそれぞれの生活スタイルを共有し合いましょう。
・起床時間
・就寝時間
・食事時間
・お風呂の時間
・家の中で過ごす時間が長い場所 など
上記のように、起きる時間や寝る時間、食事をとる時間などは異なるものです。
親世帯も子世帯も同じような生活スタイルであればトラブルも少ないですが、それぞれ違うスタイルであると一方が我慢を強いられる可能性があるため注意が必要です。
例えば、親世帯が毎日21時に寝るとしても子世帯も同じ時間帯に寝るとは限りません。
子世帯が22時すぎに寝るとすれば、親世帯は生活音に悩まされて思うように睡眠できないケースもあります。
お風呂が共有となれば、時間帯がかぶると一方が待つ必要があるため、生活に我慢すべき部分が多くなり、二世帯住宅を後悔してしまうのです。
トラブルに発展しないように、あらかじめ家庭内でルールを決めておくことが大切です。
・それぞれプライベートな空間を作る
一緒に暮らす前には良好な関係が続いていても、一緒に暮らしたことで合わなくなりお互いにストレスを溜めてしまうケースもよくあります。
しかし、逃げ場となるプライベートな空間があれば、落ち着いて過ごせるかもしれません。
完全分離型にしても自由に行き来できるドアがあれば、勝手に入ってきたり入ってこられたりするため、鍵を付けるといった工夫も必要です。
・生活する前にルールを決める
ストレスの原因をなくすためにも、ルールを決めることが肝心です。
家事の分担や光熱費の負担割合以外にも、入浴の時間帯や掃除の頻度や割合など、生活する上でのルールを話し合っておくと、ストレスの原因を解消することに役立ちます。
その他にも、以下のようなルールをあらかじめ定めておくと、トラブルを防止できます。
・お互いに干渉しない
・収納箇所を分ける
・使用した道具の収納場所を共有する
・設備や機器、家電の使用方法を共有しておく
・入浴時間を決める
また、子どもがいる場合は、お菓子のルールも決めておくと安心です。
ご飯前に与えない、与えてはいけないお菓子の種類など、あらかじめルールを共有しておきましょう。
5.まとめ
今回は、二世帯住宅リフォームの費用相場や活用できる補助金などについて解説してきました。
リフォームをすればコストを抑えながら新しい生活の場を作ることができます。
しかし、業者選びを入念に行わないと後悔する可能性もあります。
二世帯住宅リフォームの実績が多く、提案力のある業者を選んで依頼しましょう。
また、後悔しないためには生活スタイルの共有やプライベートな空間を作るほか、前もってルールを決めておくことも重要です。
今回、紹介してきた注意点に気を付けながら、後悔のない二世帯住宅へのリフォームを検討していきましょう。
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