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スタッフブログ

ウォークインクローゼットを導入するメリットは?種類や費用相場を解説

庭野 亜優

庭野 亜優

新築やリフォームを検討する際、たくさんの物を収納できるスペースを確保したいと考える方も多いのではないでしょうか。
十分な収納スペースを確保しておくと、居住スペースをすっきりとさせることができます。
収納スペースの中でも特に人気が高いのは、ウォークインクローゼットです。
ウォークインクローゼットは一般的なクローゼットとどのような違いがあるのでしょうか?
今回は、ウォークインクローゼットを新築・リフォームで導入するメリットやクローゼットとの違い、費用相場などをご紹介します。
ウォークインクローゼットを導入するか検討されている方や、収納スペースを増やしたい方はぜひ参考にしてみてください。

1.ウォークインクローゼットとは?

ウォークインクローゼットを導入するメリットは?種類や費用相場を解説 |群馬県内施工実績No1のミヤケンリフォーム

ウォークインクローゼット(WIC)とは、中に人が入って歩けるほどのスペースがあるクローゼットを指します。
広さは住宅によって異なるものの、一般的には2~4畳ほどの広さになっており、中にはハンガーパイプや棚などが備え付けられています。
ウォークインクローゼットに収納するものは衣類が多いですが、収納力が高いこともあり、様々なものを収納しておける場所としても活用できます。

2. ウォークインクローゼットとクローゼットにはどんな違いがある?

ウォークインクローゼットを導入するメリットは?種類や費用相場を解説 |群馬県内施工実績No1のミヤケンリフォーム

ウォークインクローゼットとクローゼットの大きな違いは、空間の広さです。
クローゼットの場合はハンガーパイプや棚が備え付けられている場合も多いですが、奥行きは50~60cm程度しかなく、人が中に入って歩けるようなスペースはありません。
その点、ウォークインクローゼットであれば、十分に奥行きがあり収納量も多く、中に入って収納したものを探すことも可能です。

3. ウォークインクローゼットの種類

ウォークインクローゼットにも様々な種類があります。
特に多く見られるのは、以下の4種類です。

・Ⅰ型

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Ⅰ型は、収納スペースが1列に並んでいるタイプのウォークインクローゼットです。
通路の片方だけにハンガーパイプや棚が設置されているので、限られたスペースにウォークインクローゼットを設置したい場合にもおすすめです。

・Ⅱ型

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Ⅱ型は、壁の両側にハンガーパイプや棚を設置したウォークインクローゼットです。
中央に通路スペースが設けられており、十分に広さがあれば使い勝手もより快適になります。
また、入口から収納スペースを見渡すことができるため、どこに何があるのかもわかりやすいです。

 

・コの字型

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コの字型は、入口側の壁以外の3面にハンガーパイプや棚などが設置されたタイプのウォークインクローゼットです。
Ⅱ型以上に収納スペースを確保することができ、広さに余裕があればクローゼットの中で着替えをすることもできます。
ただし、角部分はデッドスペースができやすく、工夫を凝らす必要があるため設計段階から、活用方法を考慮しなくてはなりません。

・L字型

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L字型は直角に隣り合った壁面2面に対して、ハンガーパイプや棚が備え付けられたウォークインクローゼットです。
Ⅰ型より収納力は増えているものの、角の部分はコの字型と同様にデッドスペースになりやすいので注意が必要です。
奥行きがある細長い形状のスペースに適したレイアウトなことが特徴です。

4. ウォークインクローゼットを導入するメリット

新築やリフォームでウォークインクローゼットを実際に導入する場合、生活面でどのようなメリットが得られるでしょうか?
主に挙げられるメリットは、以下の通りです。

・収納力を増やすことができる

ウォークインクローゼットを導入するメリットは?種類や費用相場を解説 |群馬県内施工実績No1のミヤケンリフォーム

ウォークインクローゼットにおける最大のメリットは、収納力を増やせる点です。
一般的な家庭に備わっているクローゼットは広さが1~2畳程度になりますが、ウォークインクローゼットなら2~4畳ほどのスペースを確保することができます。
通常のクローゼットよりも2倍の収納力を確保できるため、今まで収納することができずに困っていた物を整頓することができます。

また、ウォークインクローゼットにはハンガーパイプや棚が初めから備え付けられていることが多く、衣類だけでなく、帽子やバッグ、アクセサリーなどの小物類も収納しやすいです。
身につけるものが全て同じ場所で保管することができるので、準備をするときの動線がスムーズになります。

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・大きいものも収納できる

ウォークインクローゼットの広さによっても異なりますが、十分な広さを確保できている場合は衣類以外に大きいものを収納することも可能です。
例えば旅行の時は使用するものの、普段使うことがないスーツケースや、誘われた時だけ活用するゴルフバッグなどはサイズも大きく、人によって使用する頻度が低いことからどこに収納すればいいか悩む方もいらっしゃるでしょう。
ウォークインクローゼットがあれば、その中に収納しておけば問題ありません。
また、扇風機やファンヒーター、除湿器など季節ものの家電製品も、まとめてウォークインクローゼットに収納することができます。

 

・クローゼット内の衣替えが不要になる

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季節の変わり目にはこれまで着用していた衣類を仕舞い、これからの時期に着る衣類を出しておく「衣替え」を行う必要があります。
しかし、まとめて衣類を交換していかなければならないため、面倒に感じてしまう方も多いでしょう。
また、近年は突然暑くなったり寒くなったりするなど、温度変化が急激に感じられる場合も多いため、衣替えが間に合わないこともあります。
ウォークインクローゼットならすべての衣類をまとめて収納できるため、あらかじめ季節後に衣類を仕分けておくことで、わざわざ衣替えを行う必要がありません。
急に気温が変わってしまった日も、収納ケースの奥から服を引っ張り出すこともなくなり、身支度もしやすくなるでしょう。

・中で着替えられる

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ウォークインクローゼットにある通路スペースが広めに確保されている場合、その中で着替えることも可能です。
場所に余裕があれば全身鏡を置くことで、どんな服を着て行こうかコーディネートもしやすくなり、色んな服を試すこともできます。

・来客時に物を隠すこともできる

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自宅に人を招く時、普段は居住スペースにあるものを隠したいと感じることもあるでしょう。
他の居室にも置けない場合は、ウォークインクローゼットに隠しておけば問題ありません。
また、リビングなどが散らかっている場合も、とりあえずウォークインクローゼットに隠しておくことで来客の目に入ることもないでしょう。
ただし、ウォークインクローゼットの中には扉が無いものあるため、奥の方にしまったり、入り口にカーテンを付けるなど工夫が必要です。

・出かける際に準備がしやすくなる

衣類やカバン、アクセサリーなど身に付けるものをまとめてウォークインクローゼットに収納してしまえば、そこだけで出かける準備ができるというメリットもあります。
どんな服を着て行こうか迷ってしまう場合でも、ウォークインクローゼット内にある衣類を一目で確認することもでき、コーディネートに迷う時間も減らせるでしょう。

5. ウォークインクローゼットを導入する上で注意したいこと

ウォークインクローゼットを導入するメリットは?種類や費用相場を解説 |群馬県内施工実績No1のミヤケンリフォーム

ウォークインクローゼットには上記でもご紹介したように様々なメリットがあります。
しかし、その一方で導入したことによって後悔してしまったという方も、少なくありません。
ここでは、ウォークインクローゼットを導入する上で注意したいことを紹介していきます。

・居住スペースが狭くなってしまう

ウォークインクローゼットはクローゼットに比べて人が歩けるほどのスペースとなっているため、収納力を増やしたい場合にはオススメです。
しかし、だからといって広く取り過ぎてしまうと、その分居住スペースが狭くなってしまいます。
収納スペースは多い方が良いと考える方もいますが、あり過ぎるとかえって物であふれてしまうこともあるため、居住スペースとの兼ね合いも考えながら、適切な広さのウォークインクローゼットを導入するようにしましょう。

・定期的に掃除をする必要がある

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ウォークインクローゼットには衣類を中心に収納することから、ホコリや糸くずなどのゴミが溜まりやすくなります。
居住スペースは毎日掃除していても、ウォークインクローゼットはつい掃除を後回しにしてしまうという方もいらっしゃいますが、綺麗な状態を保つためにも、ウォークインクローゼットの掃除も怠らないようにしましょう。

・ウォークインクローゼットでも整理が必要

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たくさんのものを収納できるウォークインクローゼットですが、整理整頓をしていないとゴチャゴチャした空間になってしまい、どこに何があるのかもわかりづらくなってしまいます。
どこに収納するか場所をあらかじめ決めておき、不要になったものや定位置からはみ出してしまう場合は処分も検討することが大切です。

・アイテムの管理が複雑になりやすい

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広い収納スペースを確保できるウォークインクローゼットですが、かえってアイテムの管理が煩雑になり、面倒に感じてしまう場合もあるでしょう。
整理するためにも物の定位置を決めておく必要があるため、アイテムが増えたり減ったりした際にどのように収納すべきかを考える必要があります。
場合によってはせっかくウォークインクローゼットで広く収納スペースを取ったのに、結局使わないスペースができてしまうこともあるので注意が必要です。

・照明を設置する必要がある

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日中であれば太陽光の明るさもあるため照明は不要になりますが、夜にウォークインクローゼットを利用する際には照明器具を設置しておく必要があります。
ただし、ウォークインクローゼットの中にはたくさんの衣類があり、熱を発する照明器具を設置してしまうと、火災の原因につながる可能性もあります。
このようなリスクを回避するためにも、発熱性が低いLEDなどをウォークインクローゼット用の照明器具として活用しましょう。

・通風性や換気にも配慮しなくてはならない

ウォークインクローゼットを導入するメリットは?種類や費用相場を解説 |群馬県内施工実績No1のミヤケンリフォーム

ウォークインクローゼットには窓がないケースも多く、閉めきった空間になり、湿気やカビなどの問題が発生しやすくなります。
こうした問題を改善させるには、定期的に扉を開けて通気性を良くしたり、換気扇を設けたりして通風性・換気に配慮しておくことが大切です。

6. ウォークインクローゼットの費用相場はどれくらい?

ウォークインクローゼットを導入するメリットは?種類や費用相場を解説 |群馬県内施工実績No1のミヤケンリフォーム

ウォークインクローゼットを実際に導入するとなった場合、施工費用がどれくらいになるか気になる方も多いでしょう。
最後に、ウォークインクローゼットの費用相場について紹介します。

ウォークインクローゼットの費用相場は、間取りやレイアウトによって大幅に異なります。
例えばハンガーパイプとちょっとした棚を取り付けたコの字型のウォークインクローゼットは、15万円程度で設置することも可能です。
一方、備え付けの棚をこだわって作り込もうとすると、約40万円近くかかってしまう場合もあるでしょう。
また、押し入れをウォークインクローゼットにリフォームしたい場合は、棚を一度解体してハンガーパイプなどを取り付ける必要があるため、25万円~50万円程度の費用が相場となります。
元のサイズを活かすのであればそこまで費用はかかりませんが、押し入れからさらにスペースを広げたい場合には50万円以上も費用がかかってしまうこともあるので、注意が必要です。
使っていない部屋を分割して一部をウォークインクローゼットにする場合も、25万円~50万円程度が費用相場となります。

7.まとめ

今回は、ウォークインクローゼットを導入するメリットや注意点、費用相場などを紹介してきました。
ウォークインクローゼットは広めの収納スペースを確保でき、衣類以外のアイテムも収納できるというメリットがあります。
ただし、広い収納スペースになる分、居住スペースが狭くなってしまうため、現在住んでいる場所の収納力やどれくらいのアイテムを収納したいのかなどを具体的にイメージしておく必要があります。
ウォークインクローゼットを導入することで、より快適な居住空間にしましょう♪

ミヤケンでも、収納スペースを拡大するリフォームを行っており、お客様のご要望に合わせたレイアウトのご提案も可能ですので、是非お気軽にお問い合わせくださいませ!

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