浴室リフォームをするためには何をすべき?ポイントについて解説
豊田 芹華
浴室をリフォームをしたいと考えても、「せっかく高額な費用をかけてリフォームをしたのに失敗したらどうしよう。」というお悩みで工事に踏み切れないという方は多いのではないでしょうか。
大切なお家のリフォームを成功させるには、事前に浴室リフォームの注意点や成功ポイントについて知っておくことが大切です。
この記事では、浴室リフォームをするために必要なことやポイントについて解説しているので、浴室リフォームを検討している方は、参考にしてください。
1.浴室リフォーム失敗!その理由は?
実は、浴室リフォームをしたときに「失敗した」と感じるケースも少なくはありません。
この章では、失敗と感じる理由やそうなってしまった原因について解説させていただきます。
・色が気に入らなかった
各メーカーのカタログで見ると、とても素敵な浴室デザインが掲載されており、カタログ通りの商品を選べば、自宅がこのような浴室になるのかと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざリフォームが完了して見てみると、質感が違うと感じたり、想像しているような色合いでなかったりすることがあります。
質感や色が想像と異なっていたとしても、もう一度やり直すには高額な費用が掛かりますので、本当にイメージ通りになるのかを事前にリサーチしておくことが重要です。
・窓が大きかった
浴室リフォームを計画した時、明るくて外からの光が入り込むような浴室にしたいという希望から、窓を大きいサイズにする方もいます。
また、窓を大きくすることで開放感があり、浴室全体が広くなったように感じられるメリットもあるでしょう。
しかし、窓のサイズや位置によっては、外からの視線が気になったり、冬になると隙間風で浴室内が冷えやすくなってしまったりします。
その他にも、防犯性の低下や、掃除の手間が増えるなどのデメリットが考えられます。
・予算をオーバーしてしまった
浴室リフォームの際には、おおよその予算を考えてからどのような浴室にするか、どんな色合いにするかを決めていくことでしょう。
ただし、事前に予算を決めてきたものの、実際に施工を依頼したら予算を大幅に超えていたというケースも少なくありません。
予算オーバーの原因として挙げられるのは、浴室を解体してから下地に問題があって追加で補強工事が必要となるパターンです。
また、自宅の浴室でも該当するとされていた施工が実は対象外であり、さらなる部分的な工事が必要になるケースもあります。
そのような事態に合わないためにも、事前調査をしっかりとしてくれる業者や施工実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。
・汚れが目立ちやすくなった
浴室リフォームを検討している際に、この機会だからとこれまでの浴室のイメージを一新したいと考える方も多いでしょう。
しかし、浴室の採用されている素材にまで注目しなかったことが原因で以前より汚れが目立ちやすくなったり、カビが繁殖しやすくなったりすることがあります。
それぞれの素材のメリット・デメリットを把握しておくことが、浴室リフォームの失敗を防ぐために大切です。
・施工ミスがあった
浴室リフォームを依頼した際に、施工業者が正しい知識を持っていなかったことが理由でトラブルが起こる場合があります。
適切な知識に加えて未熟な技術であった場合は、意図しない不具合に見舞われてしまい、不具合を起こしている個所の特定に加えて、再工事を行うことになってしまったということも少なくありません。
このような施工ミスは工事段階でわかることもあれば、工事後にお風呂を使用しているときに気付く場合もあります。
ある事例では、新しいバスタブを設置した際に排水管の位置を間違えたことで浴槽内の水が逆流してしまったケースもあります。
施工ミスが起こった場合、工事費用は業者の責任なので支払う必要はありませんが、結果的に工期が伸びてしまったため浴室が使えない期間が長くなってしまう恐れもあります。
・工期が延長されてしまった
浴室リフォームをしている間は、基本的に浴室を使うことができず、リフォーム内容によっては工事を始めてから新たな問題点が見つかってしまい、やむを得ず工期が延長することもあります。
工期が延長してしまう理由として多いのは、内側の水漏れ、腐食、配管トラブルなどです。
このような事態になった場合は、数日で終了するはずのリフォーム工事が大幅に延長となります。
2.浴室リフォームを成功させるためのポイントは?
浴室リフォームの失敗は、予想外に起こってしまうケースもあります。
しかし、リフォームをするのであれば、失敗はしたくないですよね?
そこで、この章では、お風呂リフォームで失敗しないためにできることを解説させていただきます!
・リフォームの目的を考える
最初に浴室をリフォームする目的について考えてみましょう。
リフォームする目的としては、現在抱えている浴室の問題点を挙げると目的が定まりやすくなります。
【問題点】
・冬のお風呂が寒い
・シャンプーの後の床のぬめりが気になる
・脱衣所が狭い
・浴槽内で足が伸ばせない
・窓の位置が低くてゆっくり湯船に入れない
・浴室の壁についているカビが落ちにくい
・浴室で洗濯物を乾かしたい
・高齢者のために浴室内に手すりをつけたい
現在浴室で不便に感じていること、困っていること、将来必要のなるものなどを考えておくと、浴室に必要なものが明確になるでしょう。
・ショールームで実物を確認する
浴室リフォームの際には、必ずショールームに足を運んで実物を確認しましょう。
実際に商品を見るのと、カタログだけで判断するのとでは大きくイメージが変わるケースもあります。
そのため、「想像している以上に色合いが濃かった」や「カタログよりも浴室が広く感じた」などを直接確かめることができ、仕上がり後にイメージと異なったという事態を回避することができます。
カタログで見て気に入った浴室であったとしても、実際に確認すると思わなかった部分に課題を感じるケースもあるので、実物を確認することオススメします。
ミヤケンショールームには多数メーカーの浴室の空間展示を6つ展示しておりますので、是非お気軽にご来場くださいませ!
・機能性を確認する
浴室リフォームを成功させるには、機能性と予算のバランスです。
多くの機能が充実していれば、その分快適なバスタイムが過ごせますが、機能面を充実させれば価格にも反映されます。
限られた予算で浴室リフォームを検討しているなら、必要な機能を見極めておくこともポイントです。
例えば、洗濯物を乾かしたい、浴室のカビをできるだけ抑えたいと考えているのであれば、浴室乾燥機能が搭載されたものが適しています。
他にも、できるだけ節水できる設備を揃えたいと考えているのであれば、多機能シャワーに変更すると普段と同じ使い方でも大幅な節水が期待できます。
また、高齢者がいる場合は温度差によって起こるヒートショックを防ぐために浴室の床が冷たく感じにくいものや手すりの取り付けが必要になるということです。
このような機能面を充実させた場合、費用も高額になっていくので必要な機能を確認しながら取捨選択して選ぶようにしましょう。
3.予算を決めるために注意したいことは?補助金も確認しよう
浴室リフォームを検討し始めるときは、一番初めに予算を決めていきましょう。
ここでは、予算を決めるためのポイントやリフォームする際に使える補助金についても解説します。
・工法を確認する
浴室リフォームをする際には、工法を確認しておきましょう。
浴室には在来工法とユニットバスがあります。
在来工法は、モルタルの上にタイルを張っていく工法であり、お風呂場のスペースに合わせて自由な設計がされているのが特徴です。
一方のユニットバスは、既に出来上がっているパーツを組みたてる工法で比較的工期も短時間で終了します。
浴室リフォームの際に、在来工法から在来工法、ユニットバスからユニットバスといった前と同じ工法にする場合はデザインや広さなどの変更がない限り、予算や工期もあまりかかりません。
ただし、在来工法からユニットバス、ユニットバスから在来工法など工法から変更する際には時間も費用も大幅にかかりますので、あらかじめ考慮しておきましょう。
・おおよその予算を決めておく
浴室リフォームは設備の内容、種類、工事規模、素材などで費用が大きく異なりますが、いずれの場合にもだいたいの予算を決めておくことが大切です。
多くの浴室を見ていくと、機能面の豊富さに驚くだけでなく、嬉しくなってあれこれ追加したくなる方が多いです。
しかし、全ての工事を含めてしまうと膨大な金額になる可能性もあるので、できるだけ予算内でどこまでできるか、絶対に取り入れたい機能は何かを決めてから検討するようにしましょう。
・相見積もりで相場を知る
リフォームの際には、できるだけいくつかの業者から相見積もりをもらうのがよいでしょう。
依頼したい会社が決まっているとしても、費用が他の業者に比べて高いのか、低いのかを把握する必要があります。
そして、複数の業者を比較することで、工事内容の違いや対応を知ることができるので、リフォーム市場のおおよその相場を知るためにも、相見積もりはかかせません。
また、金額交渉をする場合にも活用できるので、相見積もりで業者を比較しながら選ぶ基準にしてみましょう。
・補助金の対象になるかを知っておこう
予算を少しでも抑えたい、予算オーバーになるから機能を我慢しようなどと考えている場合は、浴室リフォームを対象とした補助金についても知っておきましょう。
2024年時点で利用できる補助金制度は、「介護保険」「子育てエコホーム支援事業」「長期優良住宅化リフォーム推進事業」「地方自治体独自の補助金や助成金」です。
介護保険を使った介護リフォームでは、補助金を受けるための条件がありますが、該当している場合は手すりの取り付けやバリアフリー工事などが補助金の対象となります。
子育てエコホーム支援事業は、物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯などを対象にしている制度で、省エネ改修工事などで補助が受けられます。
浴室乾燥機の設置、高断熱浴槽の設置、節湯水栓の設置などが対象です。
長期優良住宅化リフォーム推進事業では、住宅性能向上のリフォームとして省エネ、耐震性などをリフォームの対象としています。
地方自治体独自の補助金や助成金の場合、内容や金額はそれぞれ異なりますが、活用することでお徳にリフォームすることができますので、ぜひ一度調べてみると良いでしょう。
4.依頼する業者を決めるにはどうすべき?
浴室をリフォームする際には、これらの内容に加えて業者選びも重要です。
ここでは、依頼する業者の選び方について解説します。
・信頼性や実績を確認する
浴室のリフォームを依頼する際には、創業年数、リフォーム実績、資格、認定の有無などの業者の信頼性や実績について確認しましょう。
また、過去の施工事例を確認し、求めているリフォームであるかも判断してみてください。
創業年数が長く、地域で活躍している業者であれば、近くに依頼した方もいるかもしれません。
過去に依頼した方がいる場合は、どうだったか聞いておくと安心でしょう。
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・口コミや評判もチェック
信頼や実績に加えて、過去の口コミや評判もチェックしてみましょう。
口コミや評判はネットのレビューや掲示板などで知ることができますが、全ての口コミが正しいとは限りません。
実績なども加えて、総合的に判断する際の参考程度に考えてみましょう。
・対応についても確認
業者選びでは、対応の仕方にも着目しましょう。
問い合わせから見積もり作成、事前の調査など依頼するまでに、この時点で疑問が解消できない、欲しい答えが返ってこないなどがあれば、その業者は合わない可能性があります。
特に、見積もりで詳細不明な点を聞いたらはぐらかされたなど、解説してくれないまま施工を依頼するのは不安です。
また営業の方は引き受けたのに、後から施工担当者からできないと言われたなど、意見が変わる場合も要注意です。
後悔のないリフォームをするためにも、安心してお任せできる、依頼できる業者を選ぶようにしましょう。
5.まとめ
今回は、失敗しないための浴室のリフォームの進め方について詳しく解説させていただきました。
浴室のリフォームでは、目的や必要性を確認しないままでは失敗する可能性が高くなりますので、あらかじめ必要な機能・不要な機能を選びましょう。
また、現在は、国や自治体から補助金制度が受けられる可能性もありますので、事前に調べたり業者に確認をとることで、お得にリフォームを行うことができます!
また、施工実績が豊富であったり、ショールームで実際の商品を見ることができる業者を選ぶようにしましょう。
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