照明をおしゃれに変えたい!照明器具の選び方&リフォーム時のポイントを解説
庭野 亜優
「おしゃれな空間にリフォームしたい。」と考えた時に、照明器具の採用を考える方も多いはずです。
しかし、どのように照明器具を選べばいいのか、リフォームする際にはどのようなポイントを押さえれば良いのか分からないというお悩みもよく見かけます。
そこで今回は、照明器具の選び方や照明リフォームのポイントを紹介します。
自宅におしゃれな照明器具を取り入れたいと考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。
1.照明器具の種類
照明器具の種類は多岐にわたりますが、その中にはおしゃれな形状の照明器具も存在します。
特におしゃれな照明器具として紹介したいのは、以下の8種類です。
・ペンダントライト
・スタンドライト
・間接照明
・ブラケットライト
・シーリングファンライト
・ライティングレール
・シャンデリア
各照明器具の特徴について紹介します。
・ペンダントライト
ペンダントライトは、ダイニングやリビングなどによく活用されている照明です。
天井から吊り下げられた形の照明器具で、明るさを確保できるだけでなくインテリアの一部としても活用できます。
ペンダントライトは洋風のデザインが多く見られますが、中には和風デザインのペンダントライトも存在し、和室との組み合わせでもおしゃれに仕上げることができます。
・スポットライト
スポットライトは他の照明器具よりも明るさの範囲が狭く、集中的に光を照らすことができる証明です。
ダイニングテーブルの上に設置して、料理を明るく照らすのはもちろん、部屋の中でも特に強調したいインテリア雑貨や絵画・置物などがある場合に、スポットライトを活用することで印象づけることも可能です。
・スタンドライト
スタンドライトは天井に固定するのではなく、床や机の上に自立するタイプの証明です。
天井からの照明ほど明るく照らすことはできませんが、柔らかい光を放ってくれるためおしゃれな雰囲気を作りたい場合に活躍してくれます。
スタンドライトは各製品によって高さが異なり、床とほぼ変わらないものからスタンドタイプで背の高いものも存在します。
背が低いタイプは床や壁に光が反射するため、より柔らかい光となることから、リラックスしたい空間に用いるのがオススメです。
一方、背が高いタイプは部屋を優しい光で包み込んでくれることから、リビングや寝室などに活用される傾向にあります。
・間接照明
間接照明は、照明の光源を見えない位置に設置することで、反射した光だけで空間を明るくしてくれる照明器具です。
あくまでもメインの照明器具の補助的な役割を果たしますが、立体的な空間を演出したい場合に向いています。
設置する場所は内装によって様々ですが、テレビやソファの裏に設置されるケースが多いです。
・ブラケットライト
ブラケットライトは壁に取り付け、周辺を明るく照らしてくれる照明器具です。
スタンドライトとは異なり、床に置かなくても良いため照明器具で場所を取りたくない場合や、スタンドライトを設置しようとすると家具の配置が難しくなる場合にオススメです。
ブラケットライトがあることで、内装にアクセントを加えることができ、デザインも豊富ですので、アンティーク調のものもあれば、キューブ型で近未来感のあるデザインなどご自身のオリジナリティの溢れる空間にできます。
・シーリングファンライト
シーリングファンライトは、名前の通りシーリングファンと照明器具が合わさったものです。
天井に取り付けるため、メインの照明器具としても活用できるほどの明るさを確保できます。
また、照明としてだけでなく、サーキュレーターの機能も備えているため、おしゃれさと快適な空間づくりにも役立つ照明器具と言えます。
・ライティングレール
ライティングレールは、天井や壁にレールを設置することで、ペンダントライトやスポットライトを取り付けられる照明システムです。
ライティングレールに直接電気が供給されていることから、好きな照明器具を設置できるようになっているため、照明の位置を頻繁に動かしたい場合にも、ライティングレールの活用がおすすめです。
・シャンデリア
シャンデリアは天井からの吊り下げ式で、豪華な装飾が施された照明器具です。
中世ヨーロッパの時代に使われていたシャンデリアは電灯ではなく蝋燭が用いられていましたが、後世では蝋燭ではなく電灯が用いられ、デザインの幅も広がりました。
シャンデリアは他の照明器具に比べて豪華なデザインが特徴であり、非日常的な空間を演出することも可能です。
2.おしゃれな照明器具の選び方
おしゃれな照明器具を選ぶ際には、以下のポイントを押さえることが大切です。
・光と影のコントラストを意識する
明るく照らされた部屋は物が見やすく、生活する上でも特に問題はありませんが、生活感が露呈しすぎてしまうため、おしゃれな雰囲気が失われてしまうケースもあります。
また、光が強すぎると壁やインテリアの質感がず、こだわって選んだ壁紙やインテリアの良さが軽減する可能性もあるでしょう。
そのため、照明器具を選ぶ際には光と影のコントラストを意識することが大切です。
例えば間接照明は壁に陰影を作り出してくれるため、光と影のコントラストが生まれておしゃれな雰囲気を醸し出してくれます。
特にリラックスしたい空間は明るすぎると落ち着かない環境になってしまうため、あえて光を抑えて暗めの空間を作ると良いでしょう。
・メインの照明器具とおしゃれな照明器具を使い分ける
シーリングライトなどメインの照明器具として使われるものは、部屋全体を明るく照らすため、くっきりと物が見えるようになっています。
作業する際にも欠かせない照明器具ですが、光源が目に入ると眩しさを感じてしまうため、天井に設置するのが基本です。
一方、おしゃれな照明器具は天井に設置するタイプもありますが、天井や壁、床などに光を反射させて柔らかい光を演出するため、目線や足元を照らしたい場合に適しています。
それぞれ特性が異なることから、メインの照明器具とおしゃれな照明器具を上手に使い分け、空間に奥行きが出るように演出してみましょう。
・リビングやダイニングは食事が美味しそうに見える色合いにする
リビングやダイニングは家族が集まる団らんの場でもあり、食事やお茶を楽しむ場でもありますので、食事やお茶をより楽しむために、照明の色にもこだわってみましょう。
実は、照明の種類によっても食事を美味しそうに見せる効果があるのです。
特に、電球色のような温かい色味の照明がオススメで、逆に青白い蛍光灯の光はリビングやダイニングには向いていません。
・隣接するスペースとのバランスも考慮する
部屋の間取りが扉などで区切られていることが少ない場合には、隣接するスペースとのバランスも考慮する必要があります。
例えばリビングに洋風デザインのシャンデリアやペンダントライトなどを用いても、隣接するスペースに和室があると、和と洋が変に入り混じってしまう可能性もあるでしょう。
もしリビングと和室が隣接している場合は、シンプルなデザインやレトロなデザインの照明器具を採用することで、どちらのスペースの雰囲気にも合わせやすくなります。
・夜だけでなく日中も楽しめるようなデザインを取り入れる
おしゃれな照明器具の設置や照明リフォームを考える際、照明をつけている夜の時間帯をイメージする方は多いでしょう。
しかし、照明器具を設置する際には夜だけでなく日中の空間もイメージすることが大切です。
光を放っていなくても、空間にあるだけでおしゃれさが増すような、インテリアとしても有用な照明器具を取り付けることで、日中も楽しめるでしょう。
また、取り付ける場所によって見え方や印象も変わってくることから、昼の見え方なども考えて取り入れてみてください。
3.照明リフォームを行う際のポイント
おしゃれな照明器具を選んだら、次に照明リフォームについて考える必要があります。
照明リフォームを行う際には以下のポイントを押さえておきましょう。
・部屋の用途や希望の雰囲気を明確にする
照明器具選びや照明リフォームを計画する段階で、まずはどんな用途に使われる部屋なのか、その部屋をどのような雰囲気に仕上げたいのか明確にしておきます。
例えばリビングならおしゃれな照明器具も活用しつつ、明るめの空間にすることで家族が集まりやすい場所にすることが可能です。
一方、寝室のようなリラックスしたい空間であれば、落ち着いた雰囲気が出せるように柔らかい光を演出してくれる照明器具を選んだ方が良いでしょう。
このように、部屋の用途や希望する雰囲気に合わせて照明リフォームを行うことで、失敗しにくくなります。
・おしゃれな照明器具でも設置し過ぎるのがNG
いくらおしゃれな照明器具であっても、たくさん設置して空間が明るくなりすぎると、空間に陰影が生まれにくくなり落ち着かない雰囲気の空間になってしまいます。
照明リフォームを行う際には、必要な箇所を明るく照らし、そうでない場所はあえて暗くして陰影を生み出すなど、メリハリのある空間にするのがおすすめです。
陰影によって空間にメリハリが生まれると、部屋の奥行きを感じられるようになり、広く見せることも可能です。
・大がかりな照明リフォームは不要な場合もある
リフォームというと壁を取り除いて間取りを変えたり、クロスやフローリングを張り替えたりするなど、内装がガラリと変わるような工事をイメージする方も多いでしょう。
しかし、照明リフォームに関しては大がかりな施工が不要なケースもあります。
例えばライティングレールを天井に設置する場合、一見レールを取り付けるために天井に穴を開ける必要があるのではないかと考える人もいますが、簡易取付型のライティングレールならすでに天井に取り付けられている引掛シーリングローゼットに取り付けて使用するため、電気工事や大工工事なども特に必要とせず、簡単に取り付けることができます。
逆に配線がない場所に照明器具を設置するために、建物の配線環境を変更する必要がある場合は、施工が大がかりになる場合もあり、意外と費用がかさんでしまうこともあります。
照明リフォームを実施する際には、複数の施工業者に見積もりをとり、予算内で施工できそうか見極めることが大切です。
4.照明リフォームの費用相場はどれくらい?
照明リフォームは施工内容によって費用が大きく変動します。
例えばシーリングライトをダウンライトに交換するなど、個別の照明リフォームにかかる費用は、照明器具代と施工費用のみになるため、5万円程度が相場になります。
間接照明など、複数の照明器具を配置したい場合にはすべて合計して10万~30万円程度の費用がかかってくるでしょう。
配線がない場所に照明器具を取り付けたい場合、電線の引き込み距離が長くなればなるほど施工費用もかかってくるので注意が必要です。
シャンデリアやシーリングファンライトなど、重量のある照明器具を取り付けたい場合は、天井の補強工事が必要になるケースもあります。
設置費用に加えて補強工事も行った場合、費用相場は15万~30万円程度になるでしょう。
5.照明リフォームはDIYでも行える?
照明リフォームの費用を少しでも抑えようと、DIYで行いたいと考える方もいるでしょう。
実際、照明リフォームはDIYでできるものもあり、シーリングライトやペンダントライトといった引掛シーリングに対応する照明器具なら、既に引掛シーリングが設置されていれば自分で交換することも可能です。
しかし、電源直結式の照明器具だと設置するために電気工事が必要となります。
電気工事は特別な資格(電気工事士など)を保有する人でないと作業できず、資格を持っていない人が作業してしまうと感電や火災のリスクが高まってしまいます。
そのため、電気工事や補強工事などが必要な場合は、プロの施工会社に依頼するようにしましょう。
6.まとめ
今回は、おしゃれな照明器具の選び方やリフォーム時のポイントについて紹介しました。
おしゃれな照明器具は設置するだけで部屋の雰囲気をガラリと変えてくれるため、上手に組み合わせることで自分好みの空間が作れます。
また、満足のいく工事をするためにも、今回の記事で紹介したポイントを参考にリフォームを行ってください!
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