玄関リフォームで防犯を強化しよう!安全性の高い玄関にする方法を徹底解説!
庭野 亜優
玄関リフォームは、見目を美しくするという目的だけでなく、防犯性を高めるために必要な手段となります。
実は、住宅を対象とした侵入窃盗の認知件数は、2023年で17,000件を超えており、ここ数年は増加傾向にあります。
そこで今回は、玄関リフォームで意識したい防犯対策について紹介するので、リフォームを検討している方はぜひ参考にしてください!
1.防犯対策を意識した玄関リフォームを行おう
戸建住宅の場合、侵入口として最も狙われやすいのは窓ですが、玄関も侵入口として使用されることが多いのです。
玄関に使用している鍵の種類によっては、手慣れている犯罪者だと簡単にこじ開けられてしまいます。
また、家主の不注意で戸締りをしっかりしていなかったために、侵入されるケースも非常に多いのです。
玄関リフォームでは、玄関の状態を綺麗にすると同時に、セキュリティ性の高いドアの導入や設備の導入によって、そもそも犯罪者を寄せ付けないようにすることができます。
リフォームを検討する際は見た目や使いやすさだけではなく、防犯対策も意識して工事プランを考えてみましょう。
2.防犯性の高い玄関ドアにリフォームするポイント
玄関ドアは家を出入りする際に開閉をすることになるので、ドアの重さや開けやすさ、断熱性など快適に生活するためのアイデアが重視されがちですが、それに合わせて防犯性の高い玄関ドアにリフォームするようにしましょう。
防犯性の高いドアにリフォームするために抑えておきたいポイントは以下の通りです。
・ピッキングに強い鍵のタイプを選ぶ
ピッキング対策として、鍵の形が複雑なディンプルキーやウェーブキーを採用したドアがオススメです。
ディンプルキーとウェーブキーでも完全にピッキングを防げるわけではありませんが、ピッキングに時間がかかるので、犯罪者が途中で侵入を諦める可能性が高まります。
特にウェーブキーは110億通りのパターンがあるので、高い防犯性があるのでとてもオススメです。
また、現在のお家では当たり前のように採用されていますが、施錠する箇所を1つではなく、2つにすることでより防犯性を高めることができます。
・強化ガラスを採用する
玄関ドアや玄関の周辺に窓を設置して、採光を取り、明るい空間にしたいと考えている場合には、窓ガラスを設置することになるので、強化ガラスを採用するようにしましょう。
強化ガラスは頑丈に作られているので、そう簡単に割れる心配がありません。
こちらも全く壊れないというわけではありませんが、打ち破りや焼き破りに時間がかかるので、空き巣の被害に遭うリスクを大幅に下げることができます。
3.スマートロックや防犯カメラの導入もオススメ
防犯の強化としてスマートロックや防犯カメラを導入する方法もあります。
ここでスマートロックと防犯カメラが防犯対策に良い理由をご紹介しましょう。
・スマートロックの防犯対策の有効性
スマートロックとは、スマートフォンなどのデバイスからドアの施錠・解錠ができるシステムです。
スマートフォンにインストールしたアプリを通じて、Wi-FiやBluetoothといった無線通信を経由して、遠隔でドアに鍵の開閉の指示を出すことができます。
アプリから鍵の開閉履歴を確認できるので、うっかり施錠し忘れた際には遠隔で操作することが可能です。
中にはオートロック機能が備わったタイプもあり、その場合はセンサーが自動的に施錠してくれるので閉め忘れを防止できます。
また、ハンズフリー機能が搭載されているスマートロックであれば、登録したデバイスをドアに近付けるだけで自動的に解錠できるので、スムーズに玄関の出入りができます。
スマートロックは防犯性と利便性に優れているので、玄関リフォームの際に導入を検討してみると良いでしょう。
・防犯カメラの防犯対策の有効性
防犯カメラは、不審者の侵入・空き巣の防止など防犯対策では有効性の高い手段の一つです。
実際、防犯カメラの設置によって犯罪件数が減少したデータがあるので、防犯の抑止効果に期待できます。
また、万が一に被害に遭った場合、カメラに残った映像データが証拠となり、捜査がスムーズに進めることもできます。
玄関の軒下や門塀の近くなど、屋外に置くことになると耐久性が高く、また日光の影響を下げるために逆光補正のあるカメラがオススメです。
また、犯罪抑止効果を高めるために、ボックス型など目立ちやすいものを選びましょう。
録画データはHDDなどの記憶媒体に保存されるタイプと、月額制のクラウドサービスに自動で保存されるタイプがあるので、コスト面や使いやすさからご自身にあったものを検討しましょう。
なお、設置する際には、死角をつくらない場所にカメラの位置を確認してから、適切な箇所に取り付けましょう。
4.玄関の照明やデザインは防犯においても重要
玄関の防犯を強化するのであれば、照明やデザイン面でも工夫を凝らすと良いでしょう。
この章では、防犯対策として照明やデザインが重要となる理由をご紹介します。
・照明には不審者を寄せ付けない一定の効果がある
夜間に、明かりがついていると不審な行為が目立つため、偶然通りかかった人からも目撃されるリスクが高まるために、不審者は玄関周りが明るい家には近寄らない傾向があります。
そのため、玄関周辺に人感センサー付きの照明やガーデンライトなどを設置することで、犯罪抑止が期待することができます。
また、玄関の外だけ明るくても、玄関の中や他の部屋が暗いと住人が不在だとわかり、侵入される恐れがあります。
そのため、玄関や外から見えやすい部屋の照明を一定の時間になると自動で点灯したり、スマートフォンから遠隔操作できたりするものにして、不在時でも在宅を装えるとより安全です。
・玄関までのデザイン次第で防犯性を高められる
玄関に続く玄関アプローチもデザイン次第でも、防犯の強化をすることができます。
例えば、玄関アプローチをカーブで描くなどして奥行きを与えることで、門から玄関まで直線で結んだデザインよりも入りづらい意識を与えられます。
また、不審者が隠れられる死角を作らないことも大切です。
このほかにできる対策としては、空き巣やいたずら抑止のために門扉を設置するのも良いでしょう。
門扉によって入り口を防ぐことで侵入に時間がかかり、途中で諦める確率が高まります。
特に施錠できるタイプなら侵入に手間がかかるので、防犯の強化に向いています。
ただ、施錠タイプは開閉に手間がかかるので、リモコンキーやカードキーなどで簡単に施錠・解錠できるものを選ぶと使い勝手が良くなります。
5.その他に取り組みたい防犯対策のアイデア
その他に我が家の防犯性を高めるためのアイデアをご紹介します。
・カメラ付きインターホンに交換する
玄関リフォームの際にインターホンをカメラ付きのタイプに交換を検討してみましょう。
最近は宅配業者などを偽って堂々と侵入してくる手口も増えているので、直接対面せずに来客を確認することができることは防犯のために非常に有効な手段となります。
また、中にはその時の映像を録画できる機種もあり、怪しいと感じた場合には不審者の証拠を残すことができ、防犯カメラと同様の理由から、カメラがあるというだけでも不審者対策となるのでオススメです。
・窓の防犯リフォームを行う
窓から侵入されることも多いので、予算に余裕があれば窓を防犯仕様にリフォームすることも検討しましょう。
頑丈な複層ガラスや二重窓、シャッター・雨戸の設置、破れにくい網戸の導入などによって窓のセキュリティを高めることが可能です。
すべての窓をリフォームするのは難しい時は、不審者に狙われやすそうなところだけでも対策しておくと良いでしょう。
・経路にフェンスを設置する
侵入経路になりやすい部分にはフェンスを置くことで、不審者に侵入されにくくなります。
フェンスは高すぎると道路側からまったく中が見えず、死角となり不審者が身を隠せる場所となってしまうので、だいたい目線の高さに近い1.6mが良いとされています。
また、足場になる場所への設置や足をかけられる隙間があるデザインは避けるようにしましょう。
6.まとめ
今回は玄関リフォームで意識したい防犯対策についてご紹介しました。
リフォームをすることで玄関をおしゃれで使いやすい状態にすることができ、工夫次第で防犯の強化も可能です。
セキュリティ性の高いドアや防犯カメラの設置など、防犯のためにできることは色々あります。
玄関リフォームをする際はご紹介したアイデアを参考に、不審者から狙われにくい住まいに変えていきましょう。
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