内装リフォームで快適なオフィスに!オフィス家具の選び方もご紹介!
庭野 亜優
内装リフォームは住宅だけでなく、オフィスでも行われます。
オフィスの内装リフォームは、より快適に業務を行えるようにするために、オフィス家具の入れ替えをするケースもあるでしょう。
今回は、働きやすいオフィスのレイアウトを実現するためのポイント、快適なデスクワークを実現するオフィス家具の選び方、オフィスデザインにおける自然光の重要性について解説しているので、ぜひ参考までにご覧ください!
1. 働きやすいオフィスのレイアウトを実現するには?
働きやすいオフィスのレイアウトを実現するためには、いくつか押さえておきたいポイントがあるので、まずはそのポイントを紹介します。
・コンセプトを決める
オフィスの内装リフォームをする際、コンセプトを決めておくと後悔のない仕上がりになりやすいです。
従業員の働きやすさやコミュニケーションの取りやすさなどをメインに考えると、従業員の満足度も向上しやすくなるでしょう。
・ゾーニング(場所とそれに対応する人数)を決める
ゾーニングを決める際にチェックしたいのは、従業員の人数に対してオフィス面積が適しているかという点です。
問題がなければ、必要な機能のスペース配分を重合院の働き方に合わせ煮ながら決めましょう。
・災害対策も考えておく
オフィスの災害対策も考えておかなければならない要素です。
日本は地震などの災害が多い国なので、必要不可欠だと言えるでしょう。
万が一に備え、避難経路までスムーズに移動できるような内装にすることも忘れないようにしてください。
2. 快適なデスクワークを実現するオフィス家具の選び方
快適に仕事ができる環境を構築するなら、オフィスの内装リフォームだけでなく、オフィス家具の入れ替えも検討しましょう。ここでは、快適なデスクワークを実現するオフィス家具の選び方について解説していきます。
デスクの選び方
・デスクの形状
オフィス向けのデスクには、片側に2~3段の引き出しがある片袖机、両側に2~3段の引き出しがある両袖机、引き出しがない平机といった種類があります。
さらに収納を増やしたい場合は、脇机と呼ばれるデスクを使用することもあります。
この他にも、一人ひとりの収納スペースを確保したいなら、片袖机や両袖机がおすすめです。
・配線
デスクの配線は、配線カバータイプとコードホールタイプの2種類です。
パソコンやモニター、固定電話などデスクには様々な情報通信機器が置かれているため、デスクの配線を整理しなければなりません。
配線を保護するもカバータイプでも、コードホールドタイプでも金額が異なるので、予算を加味しながら選ぶようにしましょう。
チェアの選び方
快適なチェアを選ぶためには、正しい姿勢で座れるかどうかがポイントになります。
正しい姿勢で座れるチェアを選ぶ場合には、以下のポイントを押さえておきましょう。
・体圧が適正に分散されている
座面が固い椅子に座ると、体の表面にかかる圧力が集中し、お尻が痛くなってし
まいます。
一方、柔らかい場所に座った場合は圧力が分散されるので痛くなりにくいです。しかし、あまり柔らかすぎると正しい姿勢を維持するのが難しくなるので、お尻をしっかりと包んでくれる座面を選ぶことが重要です。
・背骨が自然なS字になる
デスクワークをしていると、肩や首、背中が凝ってしまう人が多いです。その原因が座っている時の姿勢にあるケースは少なくありません。
背骨はS字になっているのが理想的ですが、座った時にそれが崩れてアーチ状になりやすいです。
背骨が正しい形になっていないと、上半身に疲労が溜まりやすくなり、肩こりなどの不調を引き起こします。つまり、座った時に背骨が自然なS字になるチェアを選ぶことが重要です。
・サイズ調整できるチェアを選ぶ
オフィスチェアは、様々な体格の人が使用することを想定し、それぞれに合わせて調整できるタイプが望ましいです。
座面の高さだけでなく、奥行きやひじ掛けの位置なども調整できるチェアが理想的です。
オフィスで使用するデスクやチェアは、このような点を押さえて選びましょう。
毎日の仕事で使うオフィス家具が使いやすければ、快適な時間を過ごしながら、効率的に業務を進める事が出来るでしょう。
3. ケーブルマネジメントもオフィス環境を左右する!
快適なオフィスを実現するには、ケーブルマネジメントも重要です。
続いては、ケーブルを適切に整理すべき理由について見ていきましょう。
・見た目が悪くなる
パソコンやモニターなどのケーブルが雑多に置かれていると、見栄えが悪くなってしまいます。
オフィスには社員だけでなく来客者が訪れる可能性もあるので、できるだけ整理整頓された状態にするのが理想的です。
また、雑多に物が置かれた状態のオフィスでは、仕事をする際も集中できないので、定期的な環境整備は必要不可欠だと言えるでしょう。
・ホコリが溜まって火災の原因になる
ケーブルがごちゃごちゃしていると、掃除をしていてもホコリがたまりやすくなってしまいます。
そして、その溜まったホコリが原因となり、火災が発生するリスクが非常に高まってしまいます。
オフィスで火災が発生すると、被害も甚大になる恐れがあるため、適切なケーブルマネジメントで整理しておくことは非常に重要です。
オフィスはどうしてもケーブルが絡まったり、雑多に置かれがちです。
そのような状況を改善するには、ケーブルホルダーやケーブルクリップを使用してまとめるなどの工夫を凝らすようにしましょう。
4. 自然光の活用もオフィスデザインにおいて重要なポイントに!
オフィスの内装リフォームをする際、自然光を活用できるデザインにすることも押さえておきたいポイントとして挙げられます。
最後に、自然光が与える影響やメリットなどについて見ていきましょう。
・自然光が与える影響について
私たちの体内時計は24時間周期で働くようにコントロールされており、体内時計を正常な状態に保つには、自然光が必要不可欠です。
薄暗くて蛍光灯の明かりしかないような部屋だと、体は寝る準備を始めてしまい、仕事中でも眠気が強くなります。
眠気を覚ますためにコーヒーを飲んだとしても、疲労感が溜まったような状態は根本的に改善しないので、仕事中にも自然光を浴びられるような環境を作ることがポイントになります。
・生産性が高まる
従業員の健康度が高まると、仕事の生産性も必然的に向上し、仕事に集中できるようになれば、エネルギーを補給するために仕事を中断する頻度も少なくなると考えられます。
会社として円滑なビジネスを行うためにも、従業員の健康を考えて自然光が入るようなオフィス作りは前向きに検討すべきでしょう。
自然光は私たちの健康だけでなく、仕事にもポジティブな影響を生み出すため、自然光の活用もオフィスデザインにおいて重要なポイントになるのです。
オフィスリフォームを行う場合は、自然光を取り入れるための工夫も踏まえて、どのような空間にしたいか検討しましょう。
5. まとめ
オフィスの内装リフォームを行うと、より快適に仕事ができる環境が整います。そうすることで、生産性の向上も見込めるので、リフォームを検討する価値は大いにあります。
オフィスのリフォームを行う際は、今回紹介したポイントを押さえつつ、業者に相談してみてください。
リフォーム後に設置するデスクやチェアも、より使い勝手の良いと感じるものに変えることができれば、さらに効果的です。
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