トイレリフォームで狭い空間を最大限に活かすためのポイントとは?
赤石 裕佳
トイレのリフォームをする際、狭い空間を最大限に活かすことが重要です。
限られた空間を活かしたリフォームができれば、清潔感があり、おしゃれな印象に仕上がります。
今回は、トイレリフォームで限られた空間を最大限活かすためのポイントと、狭いトイレのリフォームで失敗しないためにすべきことをご紹介します。
トイレのリフォームを考えている方は必見です。
1. トイレリフォームで限られた空間を最大限活かすためのポイント
トイレは決して広い空間ではないので、リフォームする際には、限られた空間でどのようにすれば良いか悩みますよね?
この章では、狭い空間を最大限生かして理想のトイレルームを作るためのポイントをご紹介します。
光や色をうまく活用する
狭い空間を広く見せるには、窓から光が入るようにしたり、ベージュや白といった膨張色の壁紙を取り入れたりするのがおすすめです。
奥の一面だけ壁紙の色を変えるアクセントクロスを取り入れると、奥行きを感じさせる仕上がりになります。
また、トイレ内の照明を吊り下げタイプにする方もいらっしゃいますが、その形状だと圧迫感を与える可能性もあるので注意が必要です。
壁面収納と隠し収納を取り入れる
狭いトイレにもトイレットペーパーや掃除用具などを収納するための空間が必要不可欠です。
トイレリフォームでは壁面収納を取り入れるケースが多いですが、トイレの背面の壁を二重構造にして収納スペースを確保するケースもあります。
隠すタイプの収納なので中のものを取り出しにくいと思う方もいらっしゃいますが、扉などが目立ちにくくなっているだけですので、簡単に必要なものを取り出す事が可能です。
隠し収納は、トイレの横幅を確保できないけれど、奥行きはそれなりにあるといった場合に適した収納です。
機能性とおしゃれさを両立させる
狭い空間をうまく使うために、タンクレストイレなど機能性が高く、見た目がスタイリッシュなトイレを取り入れる方法もあります。
また、リフォームの際には床材や壁紙を交換するケースが多いですが、機能性はもちろんデザインにもこだわりましょう。
例えば、柔らかい色合いの珊瑚石柄や自然濃淡を活かした芦野石(あしのし)柄、大理石調のホワイトオニックス柄、ナチュラルな雰囲気に仕上がるホワイトオーク柄などにすると、さらにおしゃれな印象になるのでおすすめです。
狭いスペースを有効活用できるインテリアもおすすめ!
トイレは生活感が出やすい場所でもありますが、インテリアを工夫することでおしゃれな空間に変身します。
狭いスペースであっても、小さいインテリアであれば問題なく設置できますので、海外リゾート風、カフェ風などのコンセプトを決めておけば、統一感のある空間になるのでぜひ意識してみてください。
また、棚を後から取り付け、トイレットペーパーや芳香剤、消臭剤などをおしゃれにレイアウトすることもできます。
棚は突っ張り棒2本と板があればできるので、グリーンやオブジェを置くスペースを作りたい場合にも活用できるでしょう。
トイレリフォームで限られた空間を最大限活かすためのポイントには、このような点が挙げられます。
トイレのリフォームを行う際は、ぜひ参考にしてみてください。
2. 狭いトイレのリフォームで失敗しないためにすべきこと
トイレのリフォームで失敗してしまうと後悔する可能性が高いです。
他の部分をリフォームする場合もそうですが、失敗を避けるための対策が必要です。
続いては、狭いトイレのリフォームで失敗しないためにすべきことをピックアップしてご紹介します。
将来を見据えて考える
将来的に長く使うことを考えたリフォームを行えば、「失敗した」と感じる可能性は低くなります。
高齢になって足腰が弱った時に備えておけば、再度リフォームする必要はありません。
現在の不具合を解消するだけではなく、トイレの壁に手すりを付けたり、段差を解消したりすることもリフォーム業者に相談してみると良いでしょう。
優先順位を決める
リフォームをする際は、予算を決めることが何よりも重要です。
予算内に収めるためには、優先順位を決めることがポイントになりますので、どのような商品・オプションを使用するのか、などを具体的に決めておくことが大切です。
予算内でリフォームするのが難しいとなったら、家族と相談し、妥協点や譲れない部分を明確にするようにしましょう。
希望するイメージを業者にしっかり伝える
どのようなトイレにしたいかというイメージは、業者にしっかり伝えてから、打ち合わせを行う事で、理想的な空間を実現できます。
また、理想のイメージを伝えるときは、SNSなどにある写真を提示すると理解してもらいやすくなります!
機能の必要性を検討する
トイレは、機能性が高いモデルも増えていますので、本当に必要な機能を吟味することも後悔しないために把握しておくべきポイントです。
機能的なトイレは魅力がたくさん詰まっていますが、実際にはあまり使わない機能が多いといったパターンも少なくありません。
自動開閉機能や自動洗浄機能などの機能が増えると、その分コストもかかってしまいます。
できるだけコストを抑えたいのであれば、機能をチェックし、本当に必要かどうか考えてみてください。
コンセントの位置を確認する
温水洗浄便座を設置するのであれば、コンセントが必要です。
また、コンセントの位置だけではなく、アース線があるコンセントが必要になることも忘れてはいけません。
設置場所は、ホコリが溜まりやすいトイレの真後ろは避けるという点も押さえるべきポイントです。
簡易的な冷暖房器具やディフューザーなどを設置する場合もコンセントが必要になるため、ドアの付近にも設置しておくと便利です。
収納スペースは必要な分確保する
トイレ内の収納がどれくらい必要かという点も、リフォーム前に考えておきましょう。
収納するものや量がはっきりしていない場合は、設置した収納スペースだけでは足りなくなることが考えられます。
また、壁の高い位置に収納を設置すると、使いにくさから使わなくなってしまう可能性もあります。
収納スペースを設けるのであれば、使い勝手の良い場所に設置することを意識して、リフォーム業者と相談してみましょう。
トイレリフォームの実績が豊富な業者に依頼する
リフォーム業者は、それぞれ強みがありますので、どのようなリフォームを得意としているか判断するには、ホームページで施工実績をチェックしましょう。
トイレのリフォームを多く手掛けている業者なら、どのような失敗例が多いかなどを把握しているため、適切なリフォームをしてもらえます。
また、実績だけではなく、見積もりの金額が適正か、良心的な対応をしてくれるか、アフターフォローはあるかなども確認しておくべきポイントです。
3. まとめ
トイレのリフォームは、狭い空間をうまく活用することが大切です。
間取りなどによってトイレとして使えるスペースも変わるので、奥行きがあるのか、横幅が広いのかによってどのようにスペースを使うかが変わってきます。
狭い空間を最大限活かしたリフォームをするためには、今回ご紹介したポイントを把握した上で、リフォーム業者との打ち合わせを行うようにしましょう。
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