キッチンリフォームをするならどっち?LIXILとTOTOの特徴を徹底解説!
豊田 芹華
システムキッチンのリフォームを検討している方にとって、メーカー選びは重要です。
キッチンといっても様々なメーカーから販売されているので、特徴を理解していなければリフォーム後に後悔する可能性もあります。
納得のいくリフォームを行うためにも、メーカーごとの特徴やメリットを把握しましょう。
そこで今回は、キッチンの人気メーカーとして知られるLIXILとTOTOの特徴や機能についてご紹介していきます。
システムキッチンのリフォームを検討している方は参考にしてください。
1. LIXILのキッチンの特徴とは
LIXILのキッチンは、使いやすさだけでなくデザイン性にもこだわりたい方におすすめのメーカーです。
この章では、LIXILキッチンの魅力をご紹介します!
キッチンの種類
LIXILには大きく分けて3つのシリーズがあります。それぞれの価格帯や特徴を解説しましょう。
リシェル:約88~264万円
ノクト:約80~112万円
シエラS:約62~84万円
価格帯のみで見ると、シエラSが最もリーズナブルで、リシェルが高価格帯となっています。
リシェルは上品でシックなデザインが特徴で、洗練された空間を演出します。
ノクトは、暮らしにフィットするデザイン性が特徴で、選ぶカラーによって、どんなデザインの家にもぴったり合うキッチンにリフォームできます。
シエラSは、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴で、扉カラーは28種類の中から選べるので、好みのキッチンにリフォームすることができます。
機能性
使い勝手の良いキッチンへのリフォームを誰もが考えます。LIXILのシステムキッチンの機能性をご紹介します。
セラミックワークトップ(対象シリーズ:リシェル)
キッチンは毎日調理をする場所なので、傷や汚れが心配になりますが、丈夫なセラミック製であればより使いやすさを実感できます。
セラミック製のワークトップであれば、高熱のフライパンや鍋を置いても変色や変形が起こりにくく、硬いものがぶつかっても傷が付きにくいです。
また、調味料や油などの汚れも染み込みにくいので、濡れたタオルでさっと拭くだけでお手入れも簡単に行う事が出来ます。
Wサポートシンク(対象シリーズ:リシェル・ノクト)
シンクに上下左右のレールが設置されており、プレートを活用することで調理や後片付けの効率を高めることができます。
下段のプレートにボウルをセットし、上段で食材を切れば、切った食材をすぐに移動できます。
また、揚げ物の衣付けをする際にはワークトップが汚れやすいですが、シンクの上で行えば汚れてもプレートを取り外して丸洗いができるので便利です。
オプションの水切りカゴを活用すれば、洗い物の種類に分けて水切りできるので、後片付けがスムーズに行えます。
タッチレス水栓(対象シリーズ:リシェル・ノクト・シエラS)
センサーに反応して水を出したり止めたりできる水栓です。
物や手の位置や動きを感知するため、差し出すだけで洗浄するので効率的に調理ができ、自分で水を止める必要がないため、節水にもつながります。
らくパッと収納(対象シリーズ:リシェル)
らくパッと収納とは、テコの原理を利用して引き出しを開けるので、力をかけずに引き出しを開けられる収納です。
収納スペースが豊富にあり、パッとポケットにはお玉やフライ返しなどを立てて収納できます。
上段引き出しには箸やスプーン、計量カップなどの小物類をまとめられ、3つある下段引き出しには季節ものの道具や缶詰、飲料類や洗剤のストックなど、重量のあるものも無理なく収納できます。
らくパッと収納は、シンクの下、ワークトップ下、コンロの下と分けられているので、それぞれで調理がしやすいよう収納でき、作業効率を高められる収納です。
2. TOTOのキッチンの特徴とは
続いて、TOTOのキッチンの特徴を解説していきます。
TOTOは水回りの設備に強いメーカーなので、キッチンも使いやすい機能が豊富な点が特徴です。
キッチンの種類
TOTOのキッチンは2つのシリーズが用意されています。価格帯と併せてご紹介しましょう。
ザ・クラッソ:110万円~
ミッテ:83万円~
ザ・クラッソは高級感のあるデザインが特徴で、当たる光によって表情が変わるクリスタルカウンターを採用しており、美しさを実感できるキッチンです。
2023年にはレッドドット・デザイン賞を受賞しています。
ミッテは、ザ・クラッソよりもリーズナブルな価格ながらデザイン性の高さがポイントです。
扉カラーは素材だけでも鏡面や木目柄、単色・抽象柄と種類が多く、カラーも豊富です。
好きな色味や部屋の雰囲気に合わせて、自分好みのキッチンにリフォームできるでしょう。
機能性
TOTOのキッチンの機能性をご紹介します。
タッチレス水ほうき水栓LF(対象シリーズ:ザ・クラッソ)
センサーに手をかざすだけで水を出したり止めたりできる水栓です。
幅広のミクロソフトシャワーとなっているので、水が広がり汚れを取り除きやすい特徴があります。
また、吐水位置も高いので、高さのある鍋や大きいフライパンを洗う時にも水栓が邪魔になりません。
すべり台シンク(対象シリーズ:ザ・クラッソ・ミッテ)
すべり台シンクとは、シンクの底に3°の傾斜をつけることで、水だけでなく野菜くずも滑るように排水口に流れる仕組みです。
溝や段差もないのでお手入れがしやすく清潔な環境を保てます。
たっぷりラクラク収納(対象シリーズ:ザ・クラッソ)
TOTOでは、使いたい時に使いたいものが取り出せる作業効率を高める収納を採用しています。
シンク下には調理の際に使う道具を収納でき、ラップや包丁は立てて収納できます。
また、ピーラーや計量スプーンといった細かなアイテムは、トレーに収納可能です。
センターラインキャビネット(対象シリーズ:ミッテ)
ミッテの場合は、キャビネットをセンターラインで分割し、上段と下段に分けて様々なアイテムを収納できるキャビネットを選ぶ事も出来ます。
調味料ボトルを収納できる高さの引き出しもあり、油や料理酒など、背の高い調味料も立てたまま収納でき、取り出しもしやすいです。
上段によく使うものを収納すれば、調理作業中に出し入れがしやすいので作業を効率化できます。
きれい除菌水(対象シリーズ:ザ・クラッソ)
水に含まれている塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分を含む水を生成できます。
洗剤や薬品を使わずに作られ、時間が経つと元の水に戻る特徴を持っています。
排水口の網かごを洗う際に使用すれば、菌の繁殖を抑えることができるので、ヌメリを抑制してくれます。
また、綺麗に洗ったまな板も目には見えない菌が残っている可能性があるため、きれい除菌水を流せば除菌が可能です。
きれい除菌水を、お手入れの仕上げに使うことで、清潔な状態を保てます。
まとめ
今回は、LIXILとTOTOのシステムキッチンの特徴を解説しました。
どちらも人気のメーカーですが、それぞれデザインや機能が充実しており、オシャレで使いやすいキッチンにリフォームできます。
価格帯も異なるので、予算や希望する機能、好みのデザインに合わせて選んでみてください。
後悔しないリフォームをするためにも、比較をして満足できるキッチンにリフォームしましょう。
また、リフォームをする際には実際に自分の目で確認することも大切です。
ミヤケンリフォーム館では、今回紹介した商品以外のキッチンも展示しておりますので、ぜひご来場ください!
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