トイレリフォーム後の綺麗な状態を長持ちさせるには?実践したい習慣やお手入れのコツをご紹介
豊田 芹華
せっかくトイレをリフォームしたのなら、できるだけ綺麗な状態を維持したいものです。
とはいえ、日頃のお掃除以外に、どんなメンテナンスをすれば良いのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、トイレを長持ちさせるためのポイントをご紹介します。
長持ちさせるために心掛けたい習慣やお手入れのコツ、万が一故障が発生した場合の対処方法もお伝えするので、リフォームしたばかりの方はもちろん、リフォームを検討中の方もぜひ最後までお読みください。
1. 長持ちさせるために心掛けたい3つの習慣
トイレは毎日使用する場所です。快適な状態を保ち、トイレを長持ちさせたいなら、こまめにお手入れすることが大切です。
ここでは、日頃から心掛けたい習慣をご紹介します。
・換気扇を適切に使用する
トイレの換気扇には、こもった匂いを屋外に排出するだけでなく、ホコリを除去したり、湿気が溜まるのを防いだりする効果があります。
トイレはトイレットペーパーを使用したり、衣類の着脱をしたりすることもあり、意外とホコリが溜まりやすい場所です。
しかし、換気扇を回しておけば、空気が循環してホコリが溜まるのを防ぐことが可能です。
また、トイレは水を使用することもあり、湿気がたまりやすい場所でもありますが、換気扇を上手く利用することで、トイレ内に湿気が溜まるのをふせいでカビや雑菌の発生を抑えることが可能です。
トイレの換気扇は使用する時だけ付けておくという方も多いですが、綺麗な状態を長持ちさせたいなら、24時間フル稼働させることがオススメです。
・トイレ掃除は毎日を心掛ける
トイレ掃除は毎日するのが望ましいと言われています。
とはいえ、毎日隅々まで掃除するのは負担に感じるかもしれません。
ですので、汚れをしっかり落とす掃除は週1回程度を目安に行い、日々のお手入れでは使用した際に簡単に行うよう心掛けましょう。
普段から綺麗な状態を維持するよう意識することで、綺麗な状態を長く保つ効果が期待できます。
・それぞれの場所に合ったお掃除をする
トイレには、便器や便座などがあり、それぞれの部位によって使用している素材が違います。
そのため、全ての箇所を同じように掃除をしていると、部品を傷めてしまうこともあるため注意が必要です。
例えば、便器の場合、日頃のお手入れではブラシを使い、丁寧に水洗いをします。洗剤を使わなくても丁寧にこすれば、大方落とすことが可能です。
また、なかなか汚れが落ちない時は、週に1回程度を目安に洗剤を使うのがおすすめです。
便座は水を使わずに拭くと、便座に傷をつけることもあるため、濡らした雑巾を使用して丁寧にふき取る掃除をしましょう。
2. 水漏れや詰まりを予防するには
毎日使う場所だからこそ、故障することなく、良い状態を長持ちさせたいものです。
ここでは、水漏れや詰まりによる故障を予防する方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
・そもそも故障する原因とは?
トイレの故障で多いのが水漏れや詰まりです。
トイレはパイプや水道管の接続部に使われているナットやパッキンが劣化したり、緩くなったりすることで、水漏れが起きることがあります。
また、トイレは本来流してはいけない異物はもちろん、トイレットペーパーを大量に流すことでも詰まる可能性があります。
詰まりが起きてしまうと、水の流れが悪くなったり、異臭がしたりといったトラブルにつながるため、日頃からトイレットペーパーの使用量や物を落とさないよう気を付けることが大切です。
・トイレの故障を予防するには
トイレの水漏れを予防するには、パイプや水道管などの接続部分に使われているナットやパッキンが劣化していないか定期的に確認することが大切です。
劣化している、緩んでいると感じた時は、パッキンの交換やナットの締め直しを行いましょう。
また、トイレを詰まらせないためには、前述したとおり異物や大量のトイレットペーパーを流さないのはもちろん、誤った節水をしないことも重要です。
流したい量に対し、使用する水量が少ないと詰まりの原因になったり、タンクの故障や破損につながったりするケースもありますので注意が必要です。
3. お手入れ時のコツを解説!
この章では、トイレ掃除をする際に気を付けたいポイントをご紹介します。
・汚れの種類と落とし方を理解する
トイレの汚れといっても、黄ばみや黒ずみなど、その種類は様々あり、それぞれ適したお手入れ方法は異なります。
トイレ掃除をする際は、汚れに合わせた洗剤を使うことが大切です。
例えば、黄ばみは放置するとアンモニア臭の原因になるため、臭いが発生する前に中性洗剤を使って汚れを落としましょう。
一方、カビやホコリが原因の黒ずみは中性洗剤では落としきれないため、アルカリ性の洗剤を使ってお手入れしてください。
・壁や床掃除も忘れずに!
トイレの床や壁は思っている以上に汚れていますので、少なくとも週に1回は丁寧に拭き掃除を行いましょう。
床や壁についた汚れは中性洗剤を使うのが基本です。
ただし、壁紙や床の種類によってはシミになることもあるため、中性洗剤を含ませた布をしっかりと硬く絞ってから、拭き掃除をすることを心がけましょう。
なお、床と便器の隙間は特にホコリや尿石が付着しやすく、そのままにしておくとアンモニア臭の原因になるため、ブラシなどで汚れをかき出してから、布やお掃除シートで丁寧にふき取ってあげましょう。
・トイレ掃除の順番を意識する
トイレ掃除では、雑菌の繁殖を防ぐために、お手入れする順番にも気をつけましょう。
基本的には、上から下に向かって掃除を行います。
はじめにタンクを掃除し、その後、便座、便器の順番で進めていきます。
トイレ本体の掃除が済んだら、壁、床の順で磨いてください。
また、トイレはホコリが溜まりやすい場所なので、トイレにインテリアや小物を置いている場合は、ホコリを取るのも忘れずに行いましょう。
4. リフォーム後に故障した場合の対処法
リフォームしたばかりなのに故障などが発生した場合、どのように対応すれば良いのかを解説していきます。
・原因を追究する
トイレリフォームでは、工事後になぜか匂いが気になるようになった、詰まりやすくなったという事例があります。
この場合、原因の多くは施工不良のことが多いので、状況を正しく把握するためにも、原因となる箇所がどこなのか確認しましょう。
・施工業者に連絡する
リフォームしたのに、水漏れが発生した、異臭がするなどの不具合が起きた時は、施工した業者に連絡しましょう。
施工した業者が責任を持って修繕・対応してくれることがほとんどです。
しかし、リフォーム工事から数ヶ月以上経過していると、対応してもらえないこともあるため、事前に契約書などを確認し、保証内容をチェックしておくことが大切です。
記載されている内容と実際の対応が異なる場合は、弁護士や消費者センターなどの専門機関に相談することをオススメします。
まとめ
今回は、トイレを長持ちさせるためにしておきたいメンテナンスについてご紹介しました。
トイレをリフォームした後は、綺麗な状態を長持ちさせるためにも、日頃から適切なお手入れを心掛けることが大切です。
こまめに掃除するのはもちろん、使用しているパーツに劣化や緩みが生じていないか適宜チェックするようにしましょう。
れでも詰まりや水漏れなど故障した場合は、まずは原因の箇所を特定し、業者に相談するようにすることがオススメです!
ミヤケンでは、トイレリフォームの実績も数多くありますので、是非お気軽にご相談ください!
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