コストを抑えたトイレリフォームをしたい!リフォーム費を削減する方法とは?
赤石 裕佳
家全体のリフォームをする場合もあれば、トイレや浴室、キッチンなどの部分リフォームを行う場合もあります。
部分リフォームは家全体をリフォームするよりもコストがかかりませんが、いずれにしてもそれなりにまとまった金額を用意しなければなりません。
そのような中で、コストを抑えたトイレリフォームをしたいと考える方もいるでしょう。
そこで今回は、リフォーム費を削減する方法をいくつかご紹介しますので、トイレのリフォームをできるだけお金をかけずにしたいと考えている方は必見です!
1. リフォーム費用を削減するためには予算設定が大切!
リフォーム費用を少しでも抑えたいなら、予算設定から注意して考えましょう。
予算を設定する際は、余裕を持った金額で検討しましょう。
上限に近い金額にしてしまうと、追加で費用がかかったときにお金の捻出が難しくなったり、計画が何らかの理由で変更されたりすると困る可能性が高いです。
トイレだけではなく、キッチンや浴室、洗面台などの水回りや家全体など、工事の範囲が広くなるほど追加費用がかかりやすくなります。
また、予算はリフォームの質にも大きな影響を与えるので、打ち合わせの段階で追加となる可能性がある費用について確認しておくと安心です。
打ち合わせをする中で、高いグレードのトイレを選びたくなることも考えられるので、無理のない範囲で問題ありませんが、ある程度余裕のある予算設定にしておくのが望ましいです。
2. 費用削減につながるDIYアイデア
続いては、トイレリフォームの方法やDIYアイデアについて見ていきましょう。
【トイレをDIYでリフォームする際の流れ】
トイレ内についているものを取り外す
まずは、ペーパーホルダーやコンセントプレートなど、壁紙の邪魔になるものを外していきます。
取り外したときにできた穴の中をのぞいて白や灰色が見えたり、外したネジに粉が付着したりしている場合は石膏ボード下地です。
再び取り付けるために必要な新しい石膏ボード用アンカー(石膏ボードの壁に埋め込むことで、下地が無くともビスなどを安全に取り付けることができるようになる部品のこと。)も用意しておきましょう。
次に、巾木や壁紙、床材をはがしていきます。
新たな壁紙などを施工する
全てはがし終わったら、新しい壁紙などを施工していきます。
床材は水濡れに強く、汚れても簡単に拭き取れるクッション材がオススメで、壁に関しては、壁紙を貼ったりペンキなどで塗装してもよいでしょう。
壁と床の作業が終わったら、巾木を貼り、取り外したものを元に戻していきます。
【トイレDIYのおすすめアイデア】
プラスチック製段ボールでタンクレス風に
タンクがあるトイレだと、どうしてもおしゃれさに欠けてしまいます。
そのようなときは、プラスチック製段ボール(通称:プラダン)を使うのがオススメです。
軽量なプラスチックでできているので、女性やDIY初心者でも扱いやすいというメリットがあり、安価なので費用を抑えたトイレリフォームをしたい場合にも適しています。
タンクの上部を使った手洗いを設ければ、スタイリッシュかつ使い勝手の良いトイレに変身することでしょう。
小物のテイストを合わせる
最近では、100円ショップの商品でも、空間をおしゃれにすることのできるアイテムが売られています。
100円ではなかったとしても、300円や500円など、安価に必要なものを揃える事ができ、テイストの合ったものを選ぶことで、統一感のある空間に仕上がります。
3. リフォーム費用を抑えるために知っておきたいポイント
続いては、DIYでリフォーム費用を抑えるために知っておきたいポイントについて解説していきます。
できるだけリフォームにお金をかけたくないと思っている方は要チェックです。
DIYについて学ぶ
DIYリフォームで費用を抑えるには、材料や工具に関する理解を深めたり、テクニックを学んだりすることが重要です。
材料や工具に関する知識が乏しいと、余分な材料を買ったり、足りなかったり、買う材料や工具を間違えたりする可能性があります。
また、工事のテクニックを把握していないと結局DIYできずに終わってしまったり、思っていたような仕上がりにならなかったりすることが考えられます。
最近は動画コンテンツでDIYのやり方も多く発信されているので、取り掛かる前にそれらを確認しておくのが望ましいです。
上手くできるというイメージが湧くことだけDIYする
動画コンテンツなどを見て学んでも、「難しそう」「上手くできる気がしない」と感じる作業もあるものです。
そのような作業は、実際に上手くいかない可能性が高いので、「これなら自分にもできそうだ」と感じるものだけ取り入れるようにしましょう。
また、できそうだと感じたことであっても、初めてだとどうしても時間がかかってしまいます。
そのため、工期にはできるだけゆとりを持たせることが重要です。
また、リフォームは、DIYまたは業者への依頼という二択ではありません。
下地をプロに依頼し、仕上げを自分でやったり、難しい作業は業者にお願いしたりすることも可能です。
DIYと業者への依頼を上手く使い分けることも、リフォーム費削減につながります。
4. DIYリフォームする際の注意点
DIYを行う際は、下記の注意点を留意しながらリフォームを行いましょう。
資格が必要な作業は専門家にお願いする
トイレのリフォームをする際、コンセントを増やしたいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、コンセントの増設は素人ではできないので有資格者に依頼しなければなりません。
ただし、600V以下の電球交換やコンセントカバーの交換、インターホン(36V以下)の配線、天井にローゼットや引っかけシーリングがある箇所の照明器具の取り付けといった工事であれば資格を持っていなくても可能です。
危険性を理解しないと、お客様自身の体を傷つけてしまったり、お家を傷つけてしまう恐れがありますので、有資格者に依頼しましょう。
便器の交換は業者に依頼する
便器の設置は、配管とうまく接続できていないと水漏れや故障の原因になってしまいます。
素人には難易度がかなり高いので、便器を交換したいのであればリフォーム業者に相談しましょう。
便器の交換にかかる費用は、トイレ本体の代金+工事費+処分費となっており、合計金額は依頼先によるため、見積もりを出してもらってください。
賃貸物件の場合は大家さんまたは管理会社に相談する
賃貸物件の場合、リフォームは原則としてできません。
リノベーション可能物件であれば問題ありませんが、そうでない場合は大家さんまたは管理会社に相談してから作業をするようにしましょう。
合意を得られないのであれば、DIYを諦めるしかありません。
合意を得られたとしても、賃貸物件には原状回復義務があるので、元の状態に戻さなければいけないことも忘れてはいけません。
5. まとめ
リフォームを業者に依頼するとそれなりの金額がかかるので、DIYで少しでも費用を抑えたいと考える方もいます。
壁紙や床材を張り替えるといった作業であれば、素人でもできる可能性が高いです。
しかし、コンセントを増やすためには専門的な知識や資格が必要になります。
また、便座に関しては取り付け方によってトラブルを引き起こす可能性があるので、リフォーム業者に依頼するのが望ましいです。
このような点を押さえつつ、できそうな部分は自分でするというスタイルにすれば、コストを抑えながら理想のトイレ空間に仕上げる事が出来るでしょう。
この記事では、DIYを通して理想のトイレ空間を手に入れることを解説しましたが「やっぱり綺麗な仕上がりを求めている。」「内装デザインのアドバイスが欲しい!」というようなご要望のある方は、ぜひミヤケンにお問い合わせください!
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