人気のトイレメーカーを徹底比較!おすすめポイントについても解説
赤石 裕佳
日常的に使うトイレは、できるだけキレイで快適な空間であってほしい場所です。
現在のトイレには、節水、脱臭、汚れにくいなどの機能や効果があり、これらを参考にして選べるのが特徴です。
さらに、トイレにも様々な形や色があり、インテリアや壁紙に合わせて選ぶこともできます。
この記事では、人気の各トイレメーカーの特徴やおすすめポイントを紹介します。
自分に合ったトイレかどうかも比較していくので、この記事を参考にしてみてください。
1. 各メーカーの特徴とおすすめポイント
ここでは、人気のトイレメーカーの特徴について見ていきましょう。
TOTO
国内シェアの約60%を占めているのがTOTOです。
「健康で文化的な生活を提供したい」という決意のもとに誕生した企業で、最初は東洋陶器株式会社という名称でした。
1914年に国産で初めて腰掛式水洗便所の開発に成功し、1917年に創立されました。
美しいデザインとテクノロジーを融合させた種類があり、多彩なラインナップで様々な機能の付いたトイレが選べます。
現在、温水洗浄機能付き便座を当たり前のように「ウォシュレット」と呼びますが、これは実はTOTOの登録商標です。
TOTOでは、消費者のニーズに合わせた機能や特徴を備えたトイレを販売しています。
掃除が簡単になるような表面加工が施されたセフィオンテクト、少ない水でも効率的な洗浄が可能なトルネード洗浄、汚れをはじきやすい高クリーン性能のクリーン便座などが特徴です。
LIXIL
100年以上の歴史を持つのがLIXILです。
1967年にINAXとして国内初のシャワートイレを発売し、当時は「完全自動式洋風便器」として紹介されていました。
当時は、今のようにボタン式ではなく、温水洗浄と温風乾燥機能を足についたペダルで操作していたのです。
その後、様々な試行錯誤や開発を重ねた結果、女性専用洗浄ノズル、自動で便座の開閉が可能なフルオート便座、プラズマクラスターイオンを搭載した除菌消臭などの機能が開発されました。
現在は、従来の衛生陶器では難しい頑固な水垢と汚物を落とせるアクアセラミックトイレ、つなぎ目のないキレイ便座、便器内に気流を発生させて脱臭するエアシールド脱臭などが特徴のメーカーとなっております。
パナソニック
1918年に松下幸之助によって創業されたパナソニックは、1987年に水洗便器の発売を開始しました。
当時は、トイレ市場に参入したものの、既に大手2社の独占状態にあったことから赤字状態が続き、撤退目前の状態になりました。
しかし、2006年にトイレ=陶器の常識を覆す有機ガラス製の「アラウーノ」を発売し、現在タンクレストイレ市場ではシェア率約40%に成長しています。
陶器製のタンク付きトイレの重さが約40㎏なのに対して、「アラウーノ」は約半分の20㎏と大幅な軽量化にも成功しています。
陶器でないことがデメリットに思われるかもしれませんが、有機ガラスの特徴となるキレイの持続、細かな泡が流すたびに便器内を掃除してくれる激落ちバブル、除菌効果のあるオゾン水を散布するオゾンウォーター、少ない水で一気に流すターントラップ方式などの機能が特徴のメーカーです。
2. おすすめ商品と気になる価格をチェック
ここでは、人気のトイレメーカーおすすめの商品と気になる価格について見ていきましょう。
TOTO
ネオレストシリーズ
TOTOのネオレストシリーズは、使うたびに自動で除菌を行い、黒ずみの発生を抑えてくれます。
便座の先端部分も使うたびに漂白、除菌してくれるだけでなく、汚れのたまりやすい便器のふち裏をなくした形状でお手入れがしやすいことが特徴です。
また、オート開閉、やわらかライト、瞬間暖房便座などの機能も搭載されています。
ピュアレストEX
超節水型のタンク式トイレで、アプリコットシリーズと調和のとれたデザインで掃除のしやすさが特徴です。
LIXIL
SATIS(サティス)
タンクレスデザインで、インテリアに調和しやすいデザインとゆったりとした座り心地が特徴です。
2021年度のiFデザイン賞を受賞していて、清潔感とくつろぎが感じられる形状になっております。
プレアスLS
流れるようなデザインでトイレ空間を演出するプレアスシリーズです。
充実したキレイ機能に加えて、使用する場面に合わせて様々なシリーズから選択可能です。
パナソニック
アラウーノ最先端の機能を凝縮して搭載したアラウーノ史上最高レベルから一般的なシンプルシリーズまで幅広く展開している商品です。
お手入れが楽な新素材を採用し、2種類の泡で自動洗浄していつまでもキレイを持続してくれるのが特徴です。
3. 自分に合ったトイレを見つけるには?
トイレは決して安い買い物ではありません。
そのため、自分の希望する内容と合ったトイレを見つける必要があるでしょう。
この章では、自分に合ったトイレを見つけるためのヒントをいくつかご紹介しますので、トイレ探しに悩んでいる方は、参考にしてみてください。
・トイレのタイプを知っておこう
現在、トイレにはタンクレストイレ、一体型トイレ、組み合わせ便器の3つに分類できます。
タンクレストイレは便座の後ろ側にタンクがないスタイルで、すっきりとしたデザインで掃除のしやすさがありますが、高価な傾向があり、故障の際の修理費が高額になりやすいです。
一体型トイレは、便器、タンク、便座が一緒になったもので、手洗いの有無が選択できます。
こちらは、機能とコストのバランスが良く、掃除もしやすいですが、必要な部分だけを選択することはできません。
最後に、組み合わせ便器は、タンクや便座を組み合わせたもので、小回りの良さと価格の安さが特徴です。
ただし、デコボコが多く掃除が面倒な部分もあります。
それぞれのメリットとデメリットを知っておくことで、自分に合ったトイレを選ぶことができます。
・節水性から選ぶ
トイレは1日に何度も使うため、年間の水量も大きくなりがちなことから、エコの観点から節水性の高いトイレを選ぶ方も増えています。
各メーカー、節水トイレの需要が高まっていますが、水が少ない分、流しやすいトイレを選ぶと良いでしょう。
今回ご紹介している商品の中で、洗浄水量が最も少ないのは、3.8L(大)のTOTOのネオレストなので、節水性を重視している方にオススメです。
・掃除のしやすさ
トイレを検討するにあたって、お手入れのしやすさも大きな選ぶためのポイントになりますよね。
TOTOでは、きれい除菌水、トルネード洗浄、ノズルきれいなどの機能により、便器をキレイに保てるようになっています。
LIXILは、泡クッション、キレイ便座、フチレス形状などで掃除のしやすさを追求しています。
パナソニックはトリプル汚れガード機能により、飛び跳ね汚れを抑えます。
また、汚れをはじく有機ガラス系新素材を使用することで汚れの付きにくさや軽量化を実現しました。
どのメーカーでも汚れをつきにくくしたり、お手入れをしやすくしたりするための機能を備えておりますので、自分にとって最も重要だと思うポイントを検討しましょう。
まとめ
ここまで各メーカーのトイレの特徴や機能、価格についてご紹介してきました。
どのメーカーも独自の機能やデザインがあるため、迷ってしまう方も多いでしょう。
少しでもトイレに関する悩みを解消できるように、選ぶ際には何を重視するかに注目してください。
それでも「やっぱりどのトイレにするか迷う!」「どの機能が自分に合っているか分からない!」というお悩みのある方は、お気軽に私たちミヤケンにご相談ください!
トイレリフォームに詳しい専任のスタッフがご対応させていただきます。
群馬県でトイレリフォームを検討している方は、ぜひミヤケンにお問い合わせくださいませ。
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