壁を撤去して部屋を広くするリフォームにかかるコストはどのくらい?注意点なども徹底解説!
赤石 裕佳
リフォームを行う目的は様々ですが、部屋を広くするために加部の撤去を検討されている方はいらっしゃいませんか?
今回は、壁を撤去して部屋を広くするリフォームにかかるコストは一体どのくらいなのか、どのような点に注意すれば良いのか、どのようなアイデアがあるのか、といった疑問に答えていきます。
壁を撤去して部屋を広くするメリット
まずは、そのようなリフォームを行うことで生まれるメリットからみていきましょう。
部屋が明るくなる
壁を撤去すると開放感のある空間になり、間取りによっては外からの光がより行き渡りやすくなり、部屋全体が明るくなります。
広い空間は圧迫感がないのでストレスを感じにくく、居心地の良さを感じられ、快適さや機能性の向上にもつながります。
湿気が溜まりにくくなる
壁をなくすことで、空気が巡回する空間が広がり、湿気が溜まりにくくなるというメリットもあります。
湿気がたまりにくいということは、コケやカビの発生を予防する効果も期待できます。
しかし、部屋を広くしたからと言って完全に湿気がなくなるわけではないので、適切な換気扇を設置したり、除湿器を使ったりするなどの湿気対策も行いましょう。
大きい家具を置ける
部屋を広くすると、ソファやテーブルなどの大きい家具も置きやすくなり、理想の生活空間を作ることができることもメリットも一つです。
壁を撤去して部屋を広くするメリットには、このようなメリットが挙げられます。
思い切ったリフォームになりますが、メリットになるポイントも多いため、ぜひ検討してみてください!
壁を撤去するリフォームを行う前にチェックすべきポイント
壁を撤去するリフォームを行う場合、事前に確認しておくべき注意点があります。
この章では、特に重要なポイントを2つご紹介します。
配管や配線について
壁を撤去すると、内部に埋め込まれている配管や配線に何らかの影響を与える可能性があります。
電気配線や通信ケーブルなどが壁に埋め込まれていることもあるので、配線の配置はあらかじめ確認しなければいけません。
配線や配管を傷つけてしまうと、工事の際に職人が感電してしまったり、工事後に設備を使用できないなどといったトラブルにつながる恐れがあります。
壁内部の状況の確認は難しいため、リフォーム専門の業者に依頼したり、お家の図面を用意したりして、確認することが大切です。
建物の構造について
壁を撤去するリフォームは、建物の構造に大きな影響を与える場合もあります。
壁には建物の構造を支えている耐力壁というものがあり、これを壊すと深刻な問題が発生する恐れがあるのです。
リフォームを安全に行うためには、構造を理解した上で、安全にリフォームを終えるためにも、専門の業者に依頼しましょう。
リフォームの種類や費用相場
壁を撤去して部屋を広げるリフォームをする場合、壁だけ撤去するのか、2部屋を1部屋にするのかによっても工事の内容や費用に差が生まれます。
続いての章では、壁だけ撤去する場合と、2部屋を1部屋にする場合にかかる費用の相場をご紹介します。
壁だけ撤去する場合
壁だけ撤去する場合は、1㎡あたりおおよそ1万円が相場となります。
しかしこれは撤去にかかる費用のみなので、実際には養生費や材料処分費なども追加されます。
壁だけを撤去する方に多いパターンとしては、古い住宅でダイニングキッチンの隣に和室やリビングがあり、移動の為に空間を広くしたいというケースが挙げられます。
こちらは、壁を取り払うだけなので、比較的コストを抑えることができます。
2部屋を1部屋にする場合
2部屋を1部屋にする場合は、間仕切壁を撤去してから、部分補修するという手順で工事を行います。
リフォームとしては簡易的な工事ですが、おおよそ30~40万円かかります。
壁を撤去したら、壁や天井にクロスを貼るなどの部分補修を行ったり、床の一部にフローリングの継ぎ足しをしたりしなければいけないので、ただ壁を撤去する工事よりも費用が高くなるのです。
壁を撤去するリフォームで多い事例
壁を撤去して部屋を広くするリフォームには、様々な事例があります。
最後に、どのようなアイデアがあるのかご紹介します。
リフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
2つの子ども部屋をつなげる
進学や就職で子ども部屋が空いてしまうタイミングで子ども部屋を繋げて1つの部屋にするリフォームを検討される方は多いです。
1つになった部屋は家族が共有するセカンドリビングのような使い方ができる空間になります。
キッチンとダイニングをつなげ、開放感のある空間にする
築年数が古い家だと、キッチンだけ独立したリビングダイニング+キッチンという間取りも多いです。
キッチンを別にすることでニオイや音が伝わりにくくなる、調理している様子が見えない、といったメリットがあります。
しかし、開放感が感じにくい、高齢になりキッチンからリビングダイニングへの移動をスムーズに行いたいなどの希望がある場合には、間にある壁をなくしたいと方もいらっしゃるでしょう。
壁を撤去することで、開放感が生まれるだけでなく、家族などとコミュニケーションを取りながら料理ができるので、孤立感も軽減できます
また、カウンターキッチンにすれば受け渡しができるので、料理を運ぶ際の利便性も向上します。
寝室とウォークインクローゼットをつなげる
ウォークインクローゼットは、完全に個室のようになっているお家が多いのではないでしょうか。
収納スペースなので見えないようにするためにも、個室になっていた方が良いと考える人もいるでしょう。
確かにそれも一理あるのですが、あえて寝室とウォークインクローゼットをつなげるというお家も増えてきています。
寝室とウォークインクローゼットを一体にすることで、より広々とした空間を演出することができるのです。
また、ウォークインクローゼット内の通気性も良くなるため、湿気が溜まりにくく、カビの発生を抑えることにもつながるといったメリットも生まれるのです。
ただし、クローゼットの中が丸見えになるので、収納ボックスなどを使って整理整頓工夫することが必要になります。
まとめ
リフォームをする際、1部屋だけ変える場合もあれば、壁を撤去して間取りを変える場合もあります。
今回ご紹介してた様な大規模な内容リフォームは、子どもが自立して家を出た後に間取りを変更したいというタイミングで行われることが多いです。
空間を広くすることで得られるメリットは多いですが、壁をリフォームを行う場合は、配管などに注意しなければいけないので、専門の業者に依頼しましょう。
ミヤケンでは、間取りを変更するなどのリフォームも多数行っておりますので、今回ご紹介したようなリフォームを検討されている方は、ぜひミヤケンまでご相談ください!
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