壁紙でおしゃれな部屋にリフォーム!部屋別の選び方や失敗しないためのコツを解説
宮下 裕貴
内壁は部屋の大部分を占めるため、選ぶ壁紙によってインテリアの印象は大きく変わります。
そのため、おしゃれな部屋にリフォームしたいのであれば、壁紙にこだわってみましょう。
壁紙は様々なデザインと色があるので、リフォームの際にどの壁紙にしようか悩んでいる人は少なくありません。
部屋全体の雰囲気と壁紙のデザインが合わないと想像とは違った印象になってしまうので、慎重に選ぶ必要があります。
そこで今回は、壁紙選びのポイントをご紹介するので、おしゃれな部屋にリフォームさせたい方はぜひ参考にしてください。
1.壁紙を選ぶ前に考えるべきこと
どんなにおしゃれな壁紙でも、求める部屋の雰囲気や部屋の配色と合わないと意味がありません。
壁紙選びの失敗を避けるためには、事前に部屋の雰囲気を決めたり、天井や床などの配色を確認したりすることが大切です。
・部屋のイメージを明確にする
壁紙のデザイン・色は多岐にわたるため、候補を絞り込んだ上で選ぶ必要があります。
あらかじめ作りたい部屋の雰囲気やテーマを決めてイメージを決めておくことで、壁紙のデザインや色を絞り込むことが可能です。
ご家族でどんな部屋にしたいのか話し合い、イメージを共有しておきましょう。
・床・柱・天井などの配色を確認する
壁紙選びでは、部屋全体の統一感を意識することも大切です。
壁紙だけをリフォームする場合、すでに床や天井などの色は既存のままであるため、壁紙の色やデザインによってはちぐはぐした印象の部屋になってしまう可能性があります。
そのため、床や柱、天井の色を確認して、相性に考慮しながら壁紙を選ぶことが大切です。
・家具の色を確認する
床や柱、天井だけではなく、部屋に置いている家具の色も確認しておきましょう。
壁紙選びでは、部屋に配置されている家具の色の相性も重要です。
家具が空間に溶け込むようにしたいのか、それとも家具を主役として目立たせたいのか、どちらに重点を置くかによっても壁紙の選び方は変わってきます。
前者であれば家具の色に近い色の壁紙、後者であれば淡い色の壁紙を選ぶことになります。
2.壁紙を選ぶ時に注目したいポイント
壁紙は、色や柄、質感、機能性まで多種多様です。
数多くの商品から理想の壁紙を選ぶことになるため、注目するべきポイントを押さえて、我が家に合った壁紙を選んでいきましょう。
・色が与える雰囲気や効果
色によって与える雰囲気や効果が異なるため、それを理解しておくと色選びがしやすくなります。
代表的な色とそれぞれの雰囲気・効果は以下のとおりです。
・ホワイト系:明るく清潔感を与える色で、どんなインテリアにも合う
・ブラック系:重厚感がある色で、高級感を与えたい時に適している
・グレー系:ブラックよりも明るく控えめな印象があり、集中力が求められる場所に適している
・ブラウン系:木や大地にイメージがある色で、落ち着いた雰囲気にしたい時に向いている
・レッド系:情熱や活気、温かみをイメージさせる色で、体感温度の上昇効果に期待できる
・ブルー系:空や海を連想させる色で、集中力が求められる場所に向いている
・グリーン系:自然をイメージさせる色で、リラックス感が求められる場所に向いている
また、色はものを近く大きく見せる進出色、反対に物を遠く小さく見せる後退色に分けられます。
進出色はレッドやオレンジなどの暖色系、後退色は青や緑などの寒色系が該当します。
部屋が狭く広く見せたい場合は後退色の壁紙を選ぶのがおすすめです。
・壁紙の柄や質感
壁紙には単色のデザインだけではなく、植物柄や木調、タイル風など様々な柄・質感のものがあります。
柄や質感のある壁紙を使うことで、遊び心のある空間にできます。
ただし、主張の強い柄・質感の壁紙を全面に使うと、落ち着かない部屋になってしまう可能性があるでしょう。
個性のある壁紙を使いたい時は、アクセントクロスとして一面だけに使うのがおすすめです。
・壁紙の機能性
機能性に優れた壁紙を使えば、部屋の快適性を高めることができます。
例えば、傷や汚れを防ぐ加工がされている壁紙であれば、小さな子どもやペットがいる家庭に向いています。
他にも調湿効果のある壁紙であれば、結露やカビの発生を防げるので、家の劣化を遅らせることができるでしょう。
細菌の繁殖防止やアレルゲンの働きを抑えられる機能が備わった壁紙もあります。
どんな機能があるのか確認して、家庭環境やリフォームする部屋に合わせて壁紙を選びましょう。
3.壁紙は部屋に合わせて選ぼう
壁紙はリフォームする部屋によっても選び方は異なってくるので、部屋別に壁紙選びのポイントをご紹介しましょう。
・リビング・ダイニングの場合
リビング・ダイニングは家族がくつろぐスペースなので、気持ちを落ち着けられる色や柄の壁紙がマストです。
アクセントクロスを取り入れたいのであれば、落ち着きのあるブラウンやくすみカラー、タイル・レンガなど飽きにくいものがおすすめです。
リビング・ダイニングを広く見せたい時は、奥行きを出したい面に後退色の壁紙を選ぶのも良いでしょう。
・キッチンやトイレなど水回りの場合
キッチン・トイレ・洗面所と言った水回りは、ホワイト系の壁紙で清潔感を出したり、好みの色・柄の壁紙で個性を強調させたり、壁紙選びの自由度は高めです。
ただし、キッチンはリビング・ダイニングとつながっていることが多いため、それに合わせて壁紙を選んだ方がよいでしょう。
また、湿気や汚れ、においが気になる部屋であるため、防汚・防カビ・防臭・消臭といった機能性を重視しましょう。
・子ども部屋の場合
子ども部屋は子どもが好きな色や柄、カラフルな柄で選ぶケースが多いです。
基本的には子どもの好みに合わせて問題ありません。
ただし、成長するにつれて好きな色やデザインが変化する可能性があるので、あえてシンプルな色・柄を選ぶのもおすすめです。
小さいうちは壁を傷付けたり、汚したりすることも多いので、傷や汚れに強い壁紙を選ぶと安心です。
・寝室の場合
寝室は特にリラックスした雰囲気が求められるので、グリーン系やベージュ系、ブラウン系といった落ち着いた色の壁紙がおすすめです。
清潔感のあるホワイト系も選ばれやすい色ですが、真っ白な壁は緊張感を与えてしまう可能性があります。
そのため、ホワイト系を選ぶ時はオフホワイトといった温かみのある色で緊張感をやわらげましょう。
4.壁紙選びで失敗しないためのコツ
サンプルや実例などの確認をすることで、壁紙選びの失敗を防ぐことができます。
最後に、壁紙選びで失敗しないためのコツをご紹介しましょう。
・大きなサンプルで壁紙を確認する
壁紙を決める前に大きなサンプルで確認するようにしましょう。
カタログの写真は小さいものが多く、実際に壁に貼ったらどんな雰囲気になるのかイメージするのが難しいです。
また、小さな写真と実物は色味が違っていて、いざ壁に貼ってみたらイメージしていた雰囲気と異なるケースもあります。
そのため、気になる壁紙が見つかったらメーカーにA4サイズ程の大きな壁紙を取り寄せて、リフォーム予定の壁に当ててみましょう。
壁に当ててみることで、実際の色味や光が当たった時の見え方などを確認でき、理想の壁紙かどうか判断しやすくなります。
・シミュレーター機能で雰囲気を掴む
壁紙メーカーによってはシミュレーター機能を用意していることがあります。
その機能を使うことで、対象の壁紙を使ってリフォームした場合の全体像をイメージしやすくなるのでおすすめです。
床や天井の色も選択できれば、よりリアルに雰囲気を再現することができます。
また、アクセントクロスを取り入れる場合、他の面の壁紙との相性を考えながら決められるのもメリットです。
・実例写真を参考にする
ネットやカタログに掲載される実例写真を参考に壁紙を選ぶのも良いでしょう。
実例写真は部屋がコーディネートされている状態が多いので、理想の部屋の写真があれば、そっくりに採用することも可能です。
カタログに掲載されている実例写真はプロがコーディネートしているので、家具やカーテンの新調を考えているのであれば、トータルコーディネートをする上での参考になります。
5.まとめ
壁紙は色や柄のバリエーションが豊富なため、壁紙を変えるだけでも今まで以上におしゃれな空間にすることが可能です。
リフォームで壁紙を変更するのであれば、まずはどんな部屋にしたいのかイメージするところから始めてみましょう。
また、部屋全体がちぐはぐした印象にならないように、床や天井などの色との相性も考慮して壁紙の色・柄・質感を選ぶことがポイントです。
他にも部屋によって求められる機能や適している色・雰囲気が異なるので、部屋の用途にも考慮して好きな壁紙を選んでみてください。
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