スタッフブログ

トイレを改装するとき、多くの人は部屋の他の部分や廊下に合わせて床を新しくしたいと考えます。
トイレ空間に落ち着いたスタイリッシュな雰囲気を作り出すために、無垢材や複合床などの木製の床がよく選ばれます。
しかし、素材によって1年足らずで床が汚れてしまうということもあります。

実は、人気のパイン材をはじめとする木の床は水に弱いという欠点があります。
また、アンモニアやトイレ用洗剤などが付着すると腐食し変色しやすくなります。
木の床はおしゃれに見えますが、トイレには適していません。
トイレを使用し、頻繁に掃除をしていても、ひどく黒ずんで汚れてしまう可能性が高いです。

最近のトイレはさまざまな機能が備わっており、とても快適です。
ただし、トイレの種類によってサイズは異なり、既存の物より大きいサイズになってしまうこともあります。
そのため、トイレの広さを考慮しないと狭く感じる仕上がりになるかもしれません。

トイレルームが狭いと使いづらい・掃除がしにくいというデメリットがあります。
空間が狭い場合は、より小さなトイレを検討することをオススメします！

トイレのドアの開く向きは実は重要なポイントです。
ドアを内開きにすると、出入りしにくくなったり、スリッパが置けなくなる可能性があります。
また、ドアを内開きにすると中で人が倒れた時に、ドアを開けることができなくなることもあります。

したがって、身体が不自由な方がいるご家庭の場合は、内開きの扉はオススメしません。
廊下にドアを開けるスペースがない場合は、引き戸または折戸を使用することをお勧めします。

トイレは一度リフォームすると10年、20年と使い続けることがほとんどです。
したがって、トイレをリフォームするときは、現在の状況だけでなく将来のことも考えて行いましょう。
例えば20年後の未来を考えると、将来的には足腰が弱くなるかもしれません。
手すりを設置するなど、将来のことも考えて検討することをおすすめします。

トイレをリフォームする際は予算を考えておくことも大切です。
リフォームをするときは、沢山の便利なオプションがありますが、選択していくと金額がどんどん大きくなってしまいます。

リフォーム後によくある後悔のひとつが、想像していたものと違ったという失敗です。
工事が始まる前に、どのようなタイプのトイレが欲しいのかを明確に伝えてください。
自分のイメージや要望を業者にしっかり伝えることで、満足のいくリフォームが得られます。

便座に必要な力は機能によって異なります。
暖房便座の場合は300～500W程度の消費電力になりますが、温水が出る便座の場合は1000～1400W程度必要になる場合があります。
使用する便座に必要な電力に応じて、コンセントの設置が必要になります。

床材の状態によっては、便器を取り外した際に交換を検討するとよいでしょう。
ただし、便器がを外した時に床材の変更が必要になると、床材を決める・床材を発注する・工事する流れとなり、通常よりも工事日数が必要となるため注意が必要です。
これは、現代のトイレでは便器が床に接触する面積が従来のトイレに比べて小さいためです。
そのため、便器を交換する際に、既存の便器の跡が残る場合があります。
トイレは設置後長期間使用することが多いため、掃除しても便器の下に設置跡が残ることがよくあります。
せっかく新しいトイレに交換したのに、フローリングが汚れたままだと残念ですよね。
便器だけを交換するのか、床材も交換するのかはリフォーム業者に相談して決めてください。

トイレは生活の中で欠かせないものです。
リフォームを成功させるためには、まずリフォーム後のイメージを明確にして、業者としっかり共有しましょう。
ミヤケンにはトイレリフォームに詳しいスタッフが多いので、気になることがあったらぜひお気軽にお問い合わせください！

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