ペットが過ごしやすい環境に!~ペットリフォームのノウハウ~
豊田 芹華
今回は、ペットが安全で快適に暮らすためにできるリフォームについてご紹介します!
今ペットと暮らしながら悩んでいることを解決したい方や、これからペットと暮らしていくことを考えている方は必見です!
ペットも大切な家族だからこそ、人間もペットも暮らしやすいお家にするためのリフォームを行いましょう。
ペットと暮らすうえでのお悩み3選
■ニオイ
ペットと暮らすうえで気になる問題として最も挙げられるのは『ペットのニオイ』です。
ペットのニオイは家に染み付きやすく、気付かないうちにニオイをまとって生活することになってしまっている人が多いのです。
ニオイの問題は、消臭効果のある床材や壁紙を使用することで解決することができます。
・床材…防水性・対アンモニア性に優れているものがおすすめです。
もし、ペットが粗相をしてしまうことがあっても、さっとふき取り消毒するだけで、簡単に掃除をすることができるメリットがあります。
・壁紙…こちらも消臭機能を持つ壁紙がおすすめです。
特に、LIXIL『エコカラット』を使用すれば、デザイン性もさることながら、消臭効果も優れており非常に人気の商品です。
■騒音
続いて、問題に挙げられるのは、鳴き声や足音などによる音です。
足音に関しては、マットを敷くことで緩和することができますが、鳴き声は抑えることが難しい問題です。
また、ペット自身も音に敏感ですので、外からの音がペットにとってストレスになってしまうことも考えられます。
騒音問題に対して対策できることは、窓と床の2つです。
・窓…内窓は既存の窓の内側にもう一枚窓を設置するので、必然的に防音性が上がります。
また、内窓の特徴として断熱性にも優れいているので、温度の変化に敏感なペットを飼っている方に、オススメです!
【ミヤケンで取り扱っている内窓商品はコチラ!】
・床材…クッション性のある床材や防音性の高い床材を採用することで、ペットの足音を抑えることができます。
クッション性の高い床材としてオススメな、クッションフロアについて解説している動画がありますので、ぜひ参考までにご覧ください!
■いたずら対策
3つ目が、いたずら対策です。
ペットと暮らしていると、思いがけないいたずらをされた経験はありませんか?
キッチンのカウンターに乗ってくる、網戸が破られる、壁紙を引っかかれるなどいたずらは様々です。
上記のようないたずらであれば、家が傷つくだけですが、場合によってはペット自身の命を脅かすリスクもあります。
大切なペットを守るためにも、いたずら対策・安全対策を行いましょう。
・キッチン…一番いたずらされる場所であり、最も危険な場所です。
火や刃物を扱う場所ですので、考えられる危険を避けるためのリフォームを行いましょう。
特に猫は調理台に上ってくる可能性がありますので、ガスコンロではなくIHを採用したり、扉などを開けることがないようにストッパーを付けるなどの、対策を行いましょう。
・網戸…こちらは引っかかれて破られることが多いです。夏場は網戸にして過ごす方もいらっしゃるかもしれませんが、破れた個所から家の外に出てしまう可能性も考えられます。
また、張り替えることにも費用が掛かりますでの、ステンレスのネットのように破られることがないような、網を使用すると良いでしょう。
・コード…続いて危険度が高いものがコードです。
部屋を歩いていて引っかかって転んでしまったり、かみちぎろうとして感電してしまう恐れもあります。
そのような事故を起こさないようにするためにも、コードカバーでコードを覆うことやペットが届かない高い場所にコンセントを移動するなどの対策を行うことができます。
・壁紙…ひっかいたりかじったりすると、壁紙もだんだんボロボロになってしまいます。
いたずら防止のためには、傷がつきにくいペット用クロスを採用すると良いでしょう。
また、傷がついても目立ちにくいデザインを採用することもオススメです。
ペットリフォームをする際の注意点
ペットにあった素材を選ぶ
ペットのためにリフォームをしようと考えていても、使用する素材がペットに合わなければ本末転倒です。
臭いに敏感なペットもいますので、リフォームをする際には専門医や施工会社にも相談して、事前にペットにあった素材を見つけることが重要です。
仮住まい
リフォームをする箇所によっては、工事期間が1~3カ月など長期になることもあります。
また、住みながらのリフォームが難しい場合もありますので、工事中は仮住まいを用意することも視野に入れておきましょう。
仮住まいとしては、短期契約できる物件やマンスリーマンションなどを利用される方が多いです。
また、家族や親せきが近くに住んでいる場合は、協力をお願いできるか確認してみましょう。
ペットのストレス
工事中は、騒音や見知らぬ人の出入りが増えるため、ペットにとってストレスになる可能性が高いです。
また、工事箇所によっては、ペットのテリトリーが使えないこともあるため、注意が必要です。
さらに、釘などの誤飲や脱走などのペットの危険対策にも気を配る必要があります。
工事をする際は、外部からの影響が少ない隔離部屋やペットホテルなどの対策をすることで、ペットも安心して過ごすことができるでしょう。
実績のある業者を選ぶ
ペットリフォームは、ペットに対しての知識や工事経験のある業者を選ぶようにしましょう。
ペットが過ごしながらのリフォームの際には、様々なことに気を配る必要があります。
経験がある業者であれば、リスクマネジメントにも優れておりますので、事前に注意しておくべきことなどを提案してくれるでしょう。
まとめ
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