浴室暖房・乾燥機のメリットとデメリットを徹底解説!
豊田 芹華
寒い時期に皆様を悩ませる浴室の寒さ...。
この寒さを解消するために「浴室暖房」の導入をご検討される方も多いのではないでしょうか?
この記事では、浴室暖房のメリットやデメリット、手入れの仕方などについて解説しているので、ぜひご覧ください!
■浴室暖房機とは?
浴室暖房機は寒い浴室を温める機器のことを言います。
天井や壁の高い位置に設置し、バスルーム全体に温かい風を送り込み、空間を温かくする役割を果たします。
この暖房機を設置すれば、浴室の寒さを軽減させ、冬でも快適に入浴することができるようになります。
・浴室乾燥機との違い
浴室乾燥機は、バスルーム内の湿気を屋外に逃がして、湿度を下げる機器のことを言います。
実は、入浴後に浴室内を換気せずに湿気がこもったままにしておくと、壁や床にカビが発生してしまう恐れがあります。
カビは浴室の壁や床の耐久性を低下させるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。
そのような事態に陥らないためにも、乾燥機を使用して浴室をしっかりと乾燥させることで、カビの発生を防ぐことが必要です。
・浴室乾燥機と暖房機は一つになっていることが多い
最近の浴室暖房機には乾燥機能が付いているものがほとんどです。
これは 「浴室暖房乾燥機」とも呼ばれており、用途に応じて使い分けることができ大変便利な機器です。
暖房機に関しては、寒い日だけ使用されることが多いですが、乾燥機に関しては1年中使用することができます。
乾燥機は、前述した浴室の湿度を下げるという効果もありますが、雨の日などに浴室内で洗濯物を乾かすこともできるというメリットがあります。
商品によっては、浴室で衣類を乾燥させることに特化した、「衣類乾燥」機能が搭載されているものもあります。
これは、外に干すことが難しい住宅地やマンション、日当たりのわる北側や東側にバルコニーがあるお家にオススメです!
■浴室暖房乾燥機の機能
・乾燥機能
乾燥機能には、浴室内に湿気がこもることやカビの繁殖を防ぐ効果があります。
特に入浴後に使用することで、浴室内の衛生面を保ち、設備を長持ちさせることができます。
また、梅雨や花粉、降雪の季節など、屋外で洗濯ものを干すことが難しい時にも役立ちます。
室内干しの場合には気になる臭いや湿気なども、乾燥機能を使用することによって解決することができます。
・暖房機能
・涼風機能
涼風機能は、浴室内に風を送り込み、お風呂場の温度を下げる効果があります。
こちらは、夏でもバスタイムを長く楽しみたいという方にオススメの機能で、風が循環することによって体の温度を下げて、のぼせることを防ぎます。
また、熱中症対策として、夏でもそうでなくても、お風呂場が暑いと感じたときにも有効な機能です。
■浴室暖房機を設置するメリット
・夏も冬も快適に入浴できる
夏はのぼせること、冬はヒートショックを防ぐために浴室暖房機は非常に有効です。
特に高齢者や小さなお子様は暑さや寒さの差による身体への負担が大きいため、浴室暖房乾燥機の使用をおすすめします。
また、長風呂が好きな方はぜひ機能を活用しながら、安全で快適な入浴をお楽しみいただけます!
・浴室のカビ対策になる
前述でも触れている通り、浴室を乾燥させることはカビの防止に繋がります。
換気扇や窓を開けることでも予防はできますが、乾燥機能を使用することで格段にカビを防ぐことができます。
換気と乾燥の大きな違いは、水滴を乾かすスピードで換気だけだと湿気が取れずカビが発生しやすくなります。
しかし、乾燥機能を使用することで、浴室全体の湿気を逃がして、短時間で乾燥させることができます。
・浴室に洗濯物を干せる
雨や花粉の季節は洗濯物を外に干すことができないので、室内干しをする人もいます。
しかし、部屋干しだと臭いや湿気が気になり、ストレスを感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこで浴室内に洗濯物をつるし、乾燥機を使用することで、部屋干しの臭いも気にならず、短時間で洗濯物を乾かすことができます。
また、部屋干しより乾きが早いので、1日に何度も洗濯物を干すことも可能です。
例えば、両親が共働きで毎日洗濯物を干すのが難しいご家庭や、大家族で洗濯物の量が多いご家庭にオススのポイントとなります。
さらに、日焼けで色落ちしてしまうデリケートな衣類や外に干したくない下着も、浴室乾燥なら安心して干すことができます。
■浴室暖房乾燥機を付けるデメリット
・設置にコストがかかる
浴室暖房乾燥機は非常に便利な機器ですが、設置をするためにはもちろん費用がかかります。
浴室暖房乾燥機本体の費用に加えて、設置費用や既存の換気扇の撤去・処分費用がかかります。
工事を検討する際は、事前にリフォーム会社に見積もりを出してもらい、どれくらいの費用がかかるのかを調べておきましょう。
・電気代がかかる
電気を使用する機器ですので、電気代もかかることもデメリットの一つに挙げられます。
梅雨時期などはどうしても使用頻度が増えてしまいますが、そうでない日に使用するときは、晴れた日に使用する・同じ時間帯で使用するなど、工夫することによって節約することができます。
・掃除の手間がかかる
フィルターは浴室の空気を取り込んで換気や乾燥を行うため、ゴミやホコリがフィルターに付着します。
きれいな空気を循環させるためには、頻繁なフィルター掃除は必要不可欠です。
浴室暖房乾燥機をほぼ毎日運転している場合は、月に一度はフィルター掃除をしましょう。
掃除をする際には、必ず運転を停止し、動かないことを確認してから作業を始めましょう。
動かないことを確認したらフィルターを外し、掃除機などを利用してゴミを取り除きます。
本体の汚れはタオルやスポンジで拭いて落としましょう。
フィルターを外した本体に水や熱湯をかけますと故障の原因となりますのでご注意ください。
まとめ
今回ご紹介したように、浴室暖房機には沢山の便利な機能が備わっております。
暖房機は、在来工法にも一般的な浴室にも後付け可能です。
この機器を使用すれば、夏も冬もお風呂が快適になるだけでなく、天気や時間帯を気にせず浴室に洗濯物を干せます。
浴室暖房乾燥機の設置や交換をご検討の方は、ぜひミヤケンまでお問い合わせください!
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