マンションのキッチンリフォーム注意点!~事前に確認しておくポイントが丸分かり~
豊田 芹華
マンションやアパートにお住いのお客様で、キッチンリフォームを検討されている方はいらっしゃいませんか?
実は、マンションやアパートなどのリフォームは希望通りにいかない場合があります。
なぜなら、構造上や管理規約上の制約があるからです。
この記事では、マンションなどでのキッチンリフォームをするときの注意点をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
マンショントイレリフォームの6つの注意点
ガス・電気周りの工事が可能かを確認する
マンションでは各世帯に供給される電力量が限られているため、IHヒーターへの変更やレンジフードの移動などガスや電気周りの工事が難しい場合があります。
現在、防火性や掃除の面などでガスコンロからIHキッチンを検討されている方は多いのではないでしょうか。
IHキッチンの多くは200Vの電圧を必要とするため、電力を大きくする必要があります。
さらに、IHキッチン以外の調理家電も使用する場合は50アンペア程度必要ですが、マンションによっては管理組合に確認する必要があります。
特に、古いマンションでは建物全体に供給される電力量に制限があるため、IHキッチンへのリフォームは難しいこともあります。
また、フードを移動するには排気ダクトを再接続する必要もあります。
マンションによっては元々の構造上、配管を希望の位置に接続できないことがあるので、レンジフードの移動が困難な場合もあります。
キッチンのリフォームを計画する際には、事前に施工会社に相談・調査を依頼することをオススメします。
キッチン全体やシンクの移動が出来るか確認する
マンションの場合は、一戸建てとは異なり、配管の位置が固定されている場合があるため、キッチン自体を移動することが難しいこともあります。
移動が可能かどうかは、床下のスペースによって異なり、床下が狭い場合は排水管を動かすことができないので、キッチンの位置を変更することも難しくなります。
※技術的には可能ですが、手間がかかる分費用が高くなってしまいます。
一般的に、1980年代前半以前のマンションは構造的にキッチンを動かすことが難しいものが多く、2000年代以降のマンションは床下にスペースが確保されていて、キッチンを動かしやすい構造になっているものが多いようです。
しかし、床下にスペースがあったとしても、スペースによっては移動範囲に限りがあります。
排水には水を流すために、一定以上の勾配が必要であり、移動した後もこの勾配が失われないことを考慮しなければなりません。
工事の際は、事前にどの程度移動が可能かを調査しておきましょう。
床材の変更が出来るか確認する
キッチンリフォームに限らず、マンションやアパートなどの賃貸物件では床材を変更できない場合があります。
各マンションにはそれぞれ異なる規約があり、その規約によりリフォームに伴う設備や建材を制限していることもあります。
よくある規約としては、1階住民の生活騒音に配慮のため、多くのマンションでは管理規約に「防音規定」を設けています。
そのため、リフォームをする際には防音規定を満たした床材を使用する必要があります。
工事をする前に、ご自身がお住いのマンションにはどのような規約があるのかを確認しておきましょう。
キッチンの実用性を考慮する
キッチンの実用性の確保については、マンションに限らず戸建てのキッチンリフォームを際にも注意が必要です。
ポイントは主に3つです。
・動線
・家電を置くスペース
・収納
水回りや家電スペースに関しては、冷蔵庫はシンクや調理台に近い方が使いやすく、作業スペースやコンロの近くにキャビネットがあると料理がしやすいです。
また、食器や調理器具の収納スペースも十分にあることが望ましいです。
家族やキッチンを使う人の数に応じたスペースや動線を明確にしておくと良いでしょう。
リフォームに関する管理規約を確認する
マンションでリフォームを行うときには、必ず管理規約を確認しておきましょう。
前述の、「電気の供給量や配管の配置」や「床材の規約」の他にも、マンションリフォームには制約が多くあります。
工事をする際に注意するのはもちろん業者側ですが、リフォームを行う施主側として、注意事項を把握しておくことも大切です。
【リフォーム内容に関わる主な制約】
床材に関する制約
電気やガスの供給量に関する制約
リフォーム方法に関わる制約
リフォームの工事期間に関する制約
リフォーム機器の搬入や組み立てに関する制約
業者選びは妥協しない
リフォームをする際は、水回りリフォームとマンションでのリフォームの両方の実績がある業者を選びましょう。
マンションのリノベーションに詳しい会社であれば、上で述べたマンションの管理規定や構造にも精通しています。
また、管理会社や周辺住民への対応を熟知したリフォーム会社であれば、考えられるトラブルの回避方法などにも詳しいため、安心してリフォームを行うことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、マンションのキッチンリフォームの注意点について解説しました。
マンションのキッチンをリフォームする際には考慮すべき点がたくさんあり、制限が多すぎるとうまくリフォームできないのではないかと不安になるかもしれません。
しかし、マンション特有の制約や注意点を理解した上で、マンションリフォームや水回り工事を専門に扱う会社に工事を依頼すれば、理想に近いリフォーム工事を行うことも可能です。
マンションのキッチンを自分のニーズに合わせてリフォームするには、マンションのリフォーム、特にキッチンやその他の水回りのリフォームを専門とするリフォーム会社に依頼することが重要です。
ミヤケンは、水回りリフォーム施工実績群馬県内で15,000棟という実績を持っております。
マンションのキッチンリフォームについて、お悩みの方はまずはミヤケンまでお問い合わせください!
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