床のきしみや沈みが気になる方へ フローリングの上張り工事をご紹介します
皆さんこんにちは!ミヤケンの関口です。
今年も桜が咲く季節がやってきましたね!お客様のお家にお伺いする道中で桜の木を見て
「あ~お花見したいな…」と考えています(笑)
桜の木の下でお弁当など持ち寄ると、とても楽しいですよね!私も休みの日に桜を見にお出かけしようかなと思います!
皆様は、ご家族やお友達とお花見に行くご予定はありますか?♪お花見に行かれる方は楽しんできてくださいね(*^-^*)
さて!今回は床のきしみや沈みが気になる方へ、フローリングの上張り工事をご紹介します
家の掃除をしていると、「あ〜、フローリング傷だらけだな〜。汚れや傷もなかなか取れないし。」なんて感じている方も多いのではないでしょうか。
家族が歩くだけならフローリングに傷がついたり汚れたりしないのかもしれませんが、
椅子を引きずったり、重いものを落としたり、食べ物をこぼしたりすることによって年々劣化していきます。
家に住んでいれば、フローリングの上を歩かない日はないでしょう。それくらい毎日摩耗する建材のため、経年劣化は避けられません。
傷や汚れだけならまだしも、歩くことを躊躇するほどの症状が現れる場合も…。
家を建ててから15年~20年ほど経つと下記のような症状が現れてくることも多いです。
①床がきしむ
古いお家で、板張りの床を歩くと「ギシギシ」と音がなった経験はないでしょうか。それが「床のきしみ」と言われる症状です。
フローリングは木材で出来ています。
木を貼り合わせたようにして作られているのがフローリングです。
フローリングの材質として使われている木材は、湿気によって伸縮・膨張する性質があります。
そのため、部屋の湿度が原因で木材自体が変形します。
床にぴっちりと張られているフローリング1枚1枚が変形していくと、つなぎ目にずれが生じます。
ずれた木材が互いに擦れ合う時、ギシギシときしみ音が発生してしまうのです。
②床が沈む
床がギシギシときしむだけではなく、歩くたびにグッと床が沈み込む症状もあります。
フローリングの一部分がブカブカと浮いているように感じたり、一箇所だけ歩くとグッと沈み込んだりします。
これも先ほどのきしみと同様、湿気が原因となっているケースが多数あります。
「いつ床が抜けるかわからない」と不安に思いつつ、「お金がないから床の張替えからできない」というお声もいただきます。
実はフローリングの工事について「上張り(重ね張り)」と「張り替え」の2種類の施工方法があるのです。
冒頭でもお伝えしましたが、この記事では上張りについてご紹介いたします。
重ね張り工法のメリットは、既存のフローリングをはがす工事をする必要がなく、ゴミが出ないことです。
当然、その分全体の工事時間は短くなりますし、解体費や処分費がかからないのでリフォーム費用も安くなります。
8畳ぐらいのお部屋なら、1日かからずに工事が終わってしまうことも珍しくありません。
工事の際に出る音もそれほど大きくないので、近隣への影響もあまり心配しなくて済みます。
それに加えて、二重床になりますので、床の強度が上がり防音効果も期待できます。床暖房対応の重ね張りフローリングを選べば、床暖房もそのまま使うことができます。
ただ、上張りの際には注意する点があります。
・お部屋の床の高さが大きく変わる
・お部屋の雰囲気が変わる
・家具が使いづらくなる
・キッチン台が低く感じられ作業がしにくくなる、
・段差ができてつまずきやすくなる
など、さまざまな悪影響があります。重ね張りリフォームを行うなら、段差対策はきっちり考えておく必要があります。
段差対策には、重ね張り用に販売されている厚さ1.5~6mm程度と、非常に薄いフローリング材を使うことがあります。
今は各社から多種多様な重ね張り専用のフローリング材が販売されていますので、専用のものを採用するのも有効な解決法です。
もう1つの対策は、段差解消アイテムを使う方法で、敷居とのあいだに見切り材を入れることです。
見切り材が入ることでなだらかな傾斜を作り、段差をなくすことができます。
なお、段差がほんの数ミリ以下の場合は、既存のフローリング材に専用の工具を使って削り出し、
なだらかな傾斜を作ってから新しいフローリング材を張ることで段差を解消する方法もあります。
いかがでしたか?
内装工事について気になるところやお困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、ミヤケンリフォーム館では床材の展示も行っていますので、ぜひ遊びに来てください!
水曜日は定休日なのでご注意ください<m(__)m>
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