前橋市のアパートのコロニアル屋根の調査にお伺いしました
本日は、外回りのことについてご紹介します!
先日、前橋市総社町のアパートへ、コロニアル屋根の調査へお伺いしました。
コロニアルとは、セメントを主成分とした屋根材で、
一般住宅において広く使用されている屋根材です。
築15年ほどとのことで、全体的に見ると大きな傷みは見当たりませんでした。
ただ、全体的には色褪せが起こり、元のお色だったであろう黒がまばらに見えます。
高所カメラを使用し、近くで見てみると、いくつかの劣化が見られました。
ところどころ、ひび割れが見られました。
以前補修を行った跡が見られます。
屋根全体において、計10ヶ所ほどこのようなひびが見られました。
また、一部の屋根材には、反りが見られました。
屋根材が降雨などにより水分を含んだ後に、太陽が射し、
含んだ水分の急激な蒸発を繰り返すことにより、屋根材の反りが起こります。
すなわち、
反りが見られるということ = 屋根材が水分を含む状態にある(撥水性が低下している) ということです。
また、屋根材の先端部には、コケが見られました。
(写真の一部黄色に見えるところです)
コケも発生の原因は、水分です。
上記反りと同様、屋根材の撥水性が低下していることが確認できます。
屋根塗装工事を施工する場合、おおよその工期は1週間~1週間半 (面積により変動します) ほどです。
①足場組み
屋根単体の塗装工事であっても、基本的には全面足場組みを行います。
②高圧洗浄 ※とっても重要です!
塗装(ペンキを塗る)前に水洗いをします。
現在屋根材についている砂ホコリやコケ、カビをしっかりと落とし、ペンキの密着性を高める作業です。
私たちは「下地処理」と呼ぶ作業ですが、
ここをしっかりやるか否かが塗料の耐久年数に大きく関わります。
いくら耐久年数の長い高級塗料を塗装しても、
下地処理がしっかりとなされていなければ意味がありません。
【乾燥のお日にちを作ります】
③下塗り(1回目)
屋根の塗装工事は、基本4回塗りの施工です。
まず下塗り1回目は「吸い込み止め」です。
高圧洗浄を行い、屋根材の素地が剥き出しになった屋根は、とてもよく水分を吸収します。
上塗り(色を付けるペンキ)の接着剤の役目を果たすのが下塗りですが、
すべて吸収されてしまうと役目を果たせません。
ですので、まずはこれ以上吸い込まない!ところまで屋根材に下塗りを染み込ませるのです。
④下塗り(2回目)
そして2回目の下塗りで、接着材を役割を果たす膜を形成します。
⑤上塗り(1回目)
ここでようやく色の付いたペンキを塗装していきます。
⑥上塗り(2回目)
最後の仕上げ!カスレなどがないようしっかり塗っていきます。
⑦足場解体
新築のように生まれ変わったお家のお披露目です。
しっかりと手順を踏まずに施工すると、本来の耐久年数よりも短くなります。
使用する塗料もそうですが、施工内容にも目を向けていただくことが重要です!
「うちの屋根もそろそろ時期なのかしら…?」
「何を目安に工事すれば良いんだろう…?」
という方、まずはぜひお気軽にお問合せください。
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